僕の人生、価値観が一変したのは「彼女お借りします」(通称:カノカリ)というアニメを龍真さんに教えていただいた瞬間である。 カノカリという最高なアニメを知らない方のために簡単なあらすじを。
木ノ下和也が失恋した寂しさの腹いせに利用した「レンタル彼女」。そこに現れたのは美少女の水原千鶴(本名:一ノ瀬ちづる)であり、和也はその魅力にどっぷりと浸ってゆくのである。レンタル彼女のため、疑似的な恋愛に過ぎないと頭では理解していても、本能的な所で千鶴に好意を抱く。そこで元カノの邪魔、和也に好意を寄せる女性、お隣さんの存在、、、が交錯することにより一層物語が重層的でユーモラスな展開になるのである。
カノカリのキーワードであり、本質は「一途」。
①「一途」の対義語によく挙げられるのは②「多情」や「移り気」です。②の立場からは、①は「正直者が馬鹿を見る」ということわざで揶揄されますよね。僕もそのことわざは至極まっとうな考え方であり、世の中の真理をついていると感じます(詐欺、裏口入学、天下り等々)。しかし、「正直者が馬鹿を見る」ということわざから何を感じ取るのかに問題があります。「正直者が馬鹿を見る」からずる賢い人を罰するのか、あるいはずる賢く生きようなのか。基本的には後者の見解をとるので、やはり②の方がこの喧噪な世の中を生きてゆく上で必須なのでしょうか。確かに一理はありますが、正直でいることに美徳があることも事実です。大局的に物事を捉え、徳が手からこぼれ落ちることがあったとしても、そこにあるのは真っすぐ突き刺す一筋の思い。その気持ちが評価されることも多々あります。その代表的な一例が「恋愛」。つまりこのアニメは最高ということです。
このままだと、ただ単にアニメを紹介しただけの男なので丹後駅伝の話を少しでも。 しようとした時、カノカリとのつながりに気づきました。それは、丹後駅伝は「一途」な人が勝つのではないのかということを。駅伝までの練習過程、そこで実感する走力の向上、またチームの士気の高まり、、、。駅伝に向かう「一途」な気持ちが好循環を生み出すのです。お菓子、飲酒、夜更かし、スマホ等色々な誘惑があるこの世界。そこに打ち勝つことができる「一途」な漢こそが丹後駅伝を制し、恋愛を制するのである。
あ、またこのままカノカリの話に戻っていきそうな予感がするのでこの辺で。
次は野球に一途ななぎちゃんにバトンタッチ。
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