ネイビージャケットの秋冬の着こなし

ネイビージャケットの秋冬の着こなし。
合わせるパンツは白・オフホワイト、ライトグレー、淡いブルーデニム。このあたりが定番。もちろんベージュのチノでもいいのですが、すでに解説済み。
春夏にやった着こなしを秋冬でも応用すると、ボーダー柄のニットにライトグレーセーター。これを肩に掛けることで暖かそうに見えます。ポイントはジャケットがリジッドデニムであること。Gジャンでもいいですが、カバーオールのほうがいい感じでまとまりそう。
ライトベージュもしくはライトグレーのパンツにライトグレーのニット。これだけでは単純なので中にきたブルーのシャツを襟や裾から覗かせます。


パンツがデニムなら、同じグレーでもより軽快な印象になります。
次は、インナーにネイビーのニットを着て上半身ワントーン。ここでチェックシャツを中に着こんで、裾出し襟出しでアクセントにしています。

茶とネイビーのチェックにブルーとネイビーを合わせる着こなし

LEONやメンズクラブ誌上で活躍するスタイリストの吉野誠さん。雑誌を見ていてカッコいい組合せだなと思うと、大抵はこの人だったりします。気に入ったコーデであっても、今回のように個性的なチェックジャケットだとそのままとりいれるわけにはいきません。ジャケット⇒シャツ　ジレ⇒パンツ　パンツ⇒ジャケット　と置き換えても配色のコンセプトは変わりません。
ただし、ジレの鮮やかなブルーはパンツでは面積が大きすぎるので彩度を落としたブルーに。白もシャツの中に着たタートルネックのカットソーで、見える部分も小さ目です。
この組合せ、パンツをキャメルのチノにしたら、チェックの二色を拾った落ち着いたこーでにになります。（下の左）
さらに。ライトグレーのニットを加えると、昨日（12/20）のコーデに早変わり。
ジャケット　　Papas
チェックシャツ　　無印良品
タートルのカットソー　　無印良品
パンツ　　　　　　　DISEL



下の左　　パンツ　トゥモローランド
　　右　　ジャケット以外　12/20に同じ
　

ネイビージャケット＋ライトグレーニット＋キャメルのパンツ

ネイビージャケットにキャメルのパンツならミディアムグレーのインナーが合うと申しましたが、ライトグレーしか手持ちがない時どうするか。素直にパンツをライトベージュにすれば問題ないのだけれど、キャメルにあわせてみたいというときの解決策がこれ。中に着たチェックの色味を暗めにして裾出し。
もちろん、図版のようにチェックシャツに黄土色が含まれていれば完璧なのですが、ネイビーだけでも十分。この上に黄土色（ゴールド）のマフラーでも巻けばことたります。
さて、ちなみに、中にきたチェックシャツ。裾出しで着る場合を考えて着丈の短めのものを選ぶ必要かあります。セレクトショップのシャツなら大抵は短い着丈になっていますが、背が低く太った人が身幅でサイズを選ぶと着丈が長すぎることが多いです。着丈の長いシャツで裾出しをしたい場合は着丈を補整する必要があります。
チェックシャツを何枚も持っているいる人がいます。私もそうですが、案外着ないでしまってあるだけだったりします。柄から一色抜いてジャケットやパンツを合わせるのだと言われていますが、柄に惹かれて自分が持っていない色ばかりのチェックを買ってしまうこともあります。
着回しの効くチェックの代表が、グレー、ネイビーを含んだチェック。逆にバーバリーチェックなど着回しは効かないチェックだと思います。
週末のショッピングやトラベルウエアとしてダウンのコートの下に薄手のアイテムを重ねるにはこんな着こなしは如何でしょう。

デニムカバーオールジャケット　　　ルイヴィトン
ライトグレーVネックセーター　　　　JUNMEN
チェックのネルシャツ　　　　　　　　GAP
キャメルのチノパン　　　　　　　　　トゥモローランド

キャメル色のチノパンをネイビーにあわせる着こなし

キャメル色のチノパンをネイビーにあわせる着こなし
さて、昨日に続いてシンプルコーデです。
オジサンのお洒落向上意識を阻むのは実は季節なんです。なにしろ夏はジャケットなど着ない時期が多く、冬はダウンジャケットを着てしまえば下はなんでもかまわない。そういう体たらくになりがちで意識したいでたちはゴルフにいくときだけなんてことも。
冬でも三色配色を記憶にとどめましょう。ネイビー＋オフホワイト＋ライトグレーはすでに何度もとりあげています。
そのバリエーションとして、インナーをミディアムグレーにした場合、パンツはキャメルに近い明るい茶。これもそのまま丸暗記していいと思います。それくらい雰囲気のあるコーデ。写真はTシャツにコットンコートですが、ネイビーのアウターにウールニットでも同じです。
ただ、意外とこのメディアムグレーのニットというものをお持ちでない方が多いようです。そもそもグレーという色に対して、シルバーグレー＞ライトグレー＞ミディアムグレー＞チャコールグレー＞墨黒の明るさの区分けをするのも難しい。一度お手持ちのグレーアイテム（ウールパンツでもTシャツでも）を全部引っ張り出して並べてご覧になっていただきたいです。ライトグレーとミディアムグレーの境目がいかに曖昧であったか。それと面白いのは自分が同じ種類（明度）のグレーばかりをいくつも買っていることにもお気づきになるかもしれません。一度おためしください。
さて、チャコールグレーまではいかないがちょっと暗めのグレーのニットやカットソーはネイビーとあわせるとしっくりなじみます。これはネービージャケットにあわせるパンツでも暗めのグレーを選べばシックにまとまることをどなたもご経験がおありでしょう。
このコーデのポイントはどこにも白をいれない点。キャメルのパンツが一番の明るい色であることです。
Pコート　JUNMEN
タートルネック　H&M
パンツ　　トゥモローランド



ミディアムグレーに近い色に、少し色落ちしたデニムがあります。ネイビーのアウターの下に濃いめのジージャンを着る。今度は裾に白をチラ見せしています。
タートルネック　ＭＵＪＩ
デニムジャケット　　ルイヴィトン
コート　　　　マッキントッシュ　ダンケルド
パンツは上に同じ



同じネイビーでもスエットにあわせると雰囲気はよりカジュアルに。ダウンやピーコートのインナーにレタードスエットをあわせています。11-04
http://blog.goo.ne.jp/omuzim/e/c60116ab5f18e9ba430a574308d9e959で見たように今年はレタードスエットを推すメンズ誌がめだちます。着こなしにスポーツテイストが加わるのと単色コーデなどのアクセントとして効果的。つい一枚欲しくなります。
ダウンジャケット　　TUMI
シャツ　　JUNRED
レタードスエット　ユナイテッドアローズ　GLR
パンツは上と同じ
左
コート　上に同じ
それ以外　右に同じ

ネイビージャケットにオフホワイトのコーデュロイパンツインナーにライトグレーの着こなし

ネイビージャケットにオフホワイトのコーデュロイパンツ。これは秋冬の永遠の定番の組み合わせではないでしょうか。そこでインナーはライトグレーのネルかウールのボタンダウンシャツ。首元に同じ色合いのライトグレーのウールニットのマフラー。このシンプルさがカッコイイと思っているのですが、
あいにくライトグレーのネルシャツは5年前まで持っていた記憶はあるのですが、見つかりません。そこでライトグレーに黄色の柄の入ったネルシャツ。これだと少しごちゃごちゃした感じになりますが、あえてチャレンジ。
マフラーもライトグレー無地といえばカシミヤのストールしかなくてこれもあえて重ねてみました。雰囲気は矢島タケシさんのイラストとだいぶことなりますが、ライトグレーとネイビーの対比の上品さがキモだというあたりは、お分かりいただけたのではないでしょうか。
これは、今の時期の街着としては一番お洒落だと思います。パートナーとワインを買い出しに行きカフェでコーヒーを飲むなんてときに。

ネイビージャケット　　ＢＥＡＭＳ　Ｌｉｇｈｔｓ
チェックのネルシャツ　　ＪＵＮＭＥＮ　ワイルドライフテーラー
カシミアストール　　　　バナナリパブリック
コーデュロイパンツ　　　ＤＩＥＳＥＬブラックゴールド



さて、もう一つは、もう少しラフな一枚仕立てのネイビージャケットに、ミディアムグレーのタートルセーター。ライトグレーのＶネックセーター。
ウールものが3枚重なるので暑苦しい着こなしなるといけません。ジャケットを一枚仕立てにして重さをなくします。
これも上と同じような雰囲気ですが、シンプルゆえに軽快な雰囲気で着こなすことが重要。

ネイビージャケット　　ユナイテッドアローズ　ＧＬＲ
ミディアムグレーのタートルネックセーター　　バナナリパブリック
ライトグレーのニット　　　　　　　　　　　　ユニクロ
コーデュロイパンツ　　　　上に同じ

ネイビージャケットに赤を挿し色に使う着こなし

ネイビーに赤を挿し色に使う着こなしは雑誌で時々見かけますが、いざ試してみると赤の派手さが気になるものです。そこで、矢島タケシさんの本のなかから赤をチラ見せするテクをご紹介。（スタイルは１０年以上昔なので全体的に太目のラインですが配色だけ見てください。）赤、ネイビー、オフホワイトという組合せは「トリコロール」配色ですから合う組合せはお墨付き。
ＬＥＯＮではネクタイをしたシャツの上に赤のポロカラーニットを着ていますが、赤のシャツ、赤のポロシャツにしてインナーに着て、ネイビーのパーカーとネイビージャケットを重ねます。さらにミラノ巻きにしたネイビーのマフラーで襟元から見える赤を少なくすることで、刺し色の効果を高めます。
コート着ずに重ね着で凌ごうというときに、こういう赤の使い方は面白いと思います。上半身ネイビーでパンツを白というのは春夏のブルゾンの着こなしでもみかけます。アクセントにグレーのストールなど使いますが、冬は重ね着に挿し色を使うほうがお洒落な雰囲気。

ジャケット　　ＢＥＡＭＳ　Lights
スエットパーカー　　ルイヴィトン
赤のポロシャツ　　　Papas
オフホワイトコーデュロイパンツ　DIESEL ブラックゴールド
マフラー　　ユニクロ　（ヒートテック）

ネイビージャケットをツートーンで着こなす

ネイビージャケットをツートーンで着こなすコーデです。これは夏のコーデで黒ジャケットhttp://blog.goo.ne.jp/omuzim/e/e989383563506a355a569629f448c075
ネイビージャケット
http://blog.goo.ne.jp/omuzim/e/91a3e6f4d3d0feccfb09132fe30b0641
で、ご紹介いたしました。
秋冬ですからロングＴよりクルーネックのカシミアのセーター。図版のようにジャケットと色の差がないものを合わせるのもいいですが、多少の差があっても大丈夫。レタードニットならまた違った雰囲気が楽しめます。


実はこの着こなし、シャツをネイビーの長袖ポロに替えたり、濃い色のダンガリーシャツに替えてもジャケットととの発色の違いが楽しめて面白いです。クルーネックがよりラフな感じですが襟付きシャツでも素材がカジュアルなので白パンとは相性がいいでしょう。
ツートーンコーデのコツは上半身の色のまとまり、素材の対比、ジャケットは一枚仕立てなどカジュアルなものを選ぶというあたりで、誰でも簡単に試せるコーデです。パンツをベージュにするといきなり野暮ったい感じになるので注意。
白とネイビーの二色というのが大切です。
ホームパーティとか、海外旅行の機内など使い道の多いコーデです。

ウールの一枚仕立てのジャケット　　ユナイテッドアローズ　グリーンレーベル
白のコットンパンツ（秋冬もの）　　ユナイテッドアローズ
カシミアセーター　　　　　　　　　ダンヒル
ネイビーＴシャツ　　　　　　　　　ダニエル・アレサンドリーニ
ネイビーポロ　長袖　　　　　　　　ブルネロ・クチネリ
濃いめのダンガリーシャツ　　　　　ルイヴィトン

ネイビージャケットをフォーマルな色合いでカジュアルに着るには

ネイビージャケットを最もよくあうパンツは何かと問われたら、オフホワイトのチノか秋冬ならコーデュロイと答えます。あるいはライトグレーのウールパンツ。その場合のインナーは白。白のボタンダウンならば紺とグレーのレジメンタルタイ。しかしいまどきオフでジャケットにタイを合わせる人は少ないですね。
そんなときにネクタイでなくストールを使いましょう。二つに折って首に巻き、折った先の輪っかにもう一方を通す。シャツはボタンダウンでなく、白いカットソー。裾はタックインして着るのがカチッとみせるコツ。さらにベルトのバックルはアクセントになるしっかりしたものを。パンツはノークリースのほうが雰囲気が出ます。
ついでに図版のようにジャケットもニットジャケットにすると寛いだ雰囲気がより増しますね。
白とライトグレーとネイビーのコーデ。かなりドレッシーな配色を素材や形やアイテムを変えることで思い切りカジュアルにする。こういう着こなしはカッコいいですよね。
ウィークディの夜のプライベートなパーティがあるときなど、スーツをやめてこんなコーデを思い出してください。ノークリースパンツやカットソーは職場に無理でも白のブロードシャツにウールパンツならタイをストールに替えれば、パーティ気分が盛り上がります。

ネイビージャケット　BEAMS Lights
白のカットソー　　　ユニクロ
ウールパンツ　　　　allegri
ベルト　　　　　　　ルイ・ヴィトン
ストール　　　　　　ルイヴィトン

色落ちのないデニムをワントーンコーデでまとめるには

色落ちのないデニムをワントーンコーデでまとめるのはひと工夫要ります。濃い色のデニムシャツなど持ってくるとわざとらしい雰囲気で少し野暮ったい感じになりそうです。ここはデニムは上下だけにとどめインナーはスポーティなレタードスエットを合わせることにします。レタードスエットはhttp://blog.goo.ne.jp/omuzim/e/4dabaec689e127107a87357208fa8bf6
ネイビージャケットに色落ちデニムでも使いました。あのときは上半身をワントーンでまとめましたが、全身ワントーンのときでもほどよいアクセントになってくれます。
休日は、こういうルールにしばられない着こなしがお洒落な印象を与えるのではないでしょうか。足元はスニーカーを素足に履いて、パンツの丈も短めに。
考えて色を重ねたお洒落が多いこの季節に、ワントーンコーデに流行りもののレタード
スエットをとり入れたあたりが、注目度の高い着こなしといえるのではないでしょうか。
休日のドライブ、パートナーとの外食やショッピングに。

デニムカバーオールジャケット　　　ルイヴィトン
スウェット　ＡＲＭＯＲ　ＬＵＸ　（ユナイテッド・アローズ　グリーンレーベル）
デニムパンツ　　ユニクロ　ALL MADE IN JAPAN

ネービーのスエットパーカーにカーキのパンツのコーデ

ネービーのスエットパーカーにカーキのパンツのコーデ。さて、過ごしやすい時期が短くなってきた昨今の気候ですが、スエットパーカー一枚で歩けるのも今時分しかないかもしれません。ネービーにカーキという組合せは、春夏の記事でも取り上げていますが、秋冬では色合いがぐっと落ちついた雰囲気になります。
http://blog.goo.ne.jp/omuzim/c/20acab55f9da6091615f0efb04d30ec0
カーキは焦げ茶に近いくらいの色で生地もコーデュロイあたりがいいでしょう。襟元からのぞくインナーは白っぽくないものならなんでもかまいません。カーキを含んだチェックのストールを巻くと隠れてしまいます。
着こなしのコツはストールにあります。この手の微妙な柄のストールは探して手にはいるわけでなく、見つけたら買っておくしかないです。
休日のオジサンのワンマイルウエアとして気取りがなく他人とかぶらないお洒落な着こなしだと思います。全体が暗色のコーデは体型に係らずだれでも似合うものです。首回りのストールが視線を上に引き上げる効果があって小柄な人でもそれなりにカッコよくみえると思います。お試しください。

パーカー　　　ルイヴィトン
チェックストール　　バナナリパブリック
カーキのパンツ　　　ＧＡＰ