45禁:オジサンのためのカラーコーディネイト

アラ還の筆者が45歳以上のオジサンを対象に、カラーコーデを図版入りで解説するという前代未聞のおためごかしサイトです。

黒の革ジャンをもっと着こなすには

2014-01-02 07:18:04 | 黒ジャケットの着こなし
黒の革ジャン。男の永遠の憧れアイテム。オジサン世代なら一着は持っているはず。しかしこれが着こなすとなると色落ちデニムに白Tというワンパターンしか知らないという方が多いのでは。いや、こんんもの秋冬はテキトーにセーターの上に着てファスナー閉めちゃえばいいんだって・・それじゃ淋しいじゃないですか。
そこで、今回インナーのバリエーションから整理してまいります。
1.春先ならTシャツですが、秋冬はニット。
ライトグレーのミドルゲージのニットを少し色落ちの進んだデニムにあわせて。
これで革ジャンが優しい雰囲気の散歩着になります。
2.チャコールグレーのハイゲージニットには、明るいブルー系のネルシャツを間に着てデニムはさらに明るい色落ちのものを。
3.黒いタートルネックを着て、暗めのデニムで全身黒っぽくまとめるなら、ツィードのベストを羽織ってボタンは留めずに、着崩した雰囲気で。
4.白シャツ、グレーのカーディガン、パンツもグレーのモノトーンコーデなら
グレーのストールを巻いて首回りにアクセントを。


革ジャンほどパーカーの合うアイテムはないと思います。ここではパーカーの色にあわせてパンツをどう選ぶかに注目。原則は、パーカーが明るいならパンツも明るく。暗いならパンツも暗く。パーカーの彩度が高いなら、パンツは暗く。の2点です。
4のように見慣れない色を持ってきたら、上下黒で包み込むイメージで。パーカーがグレーならパンツの色が主役。2のようなパープルっぽいブルーには暗めのネイビーでとけこませる。
1,3はカジュアル。2、4はトラベルウエアなどに面白いでしょう。


シャツ合わせはまずデニムシャツから。このままでは寒いでしょうから革ジャンの上からコートを着ることになるでしょう。ちょっと抵抗あるかもしれませんが
薄手のライダースジャケットなら全く問題なく着られます。ファッション誌でもそういう着こなしを提案しているものが少なくないです。
デニムシャツにはグレーのウールパンツ。チェックシャツには、ホワイトデニムか白っぽい色落ちデニムがよくあいます。チェックはくすんだ赤系か紫系で。派手になりすぎない柄を選んだほうかいいでしょう。


ニットなら、赤にチャレンジ。どうせならインナーにも赤チェック。こういう派手なコーデでも周囲を黒が取り囲むと落ち着いてみえます。くつろいだパーティなどにいかがでしょう。
次の3つは、同系の赤紫からローズ色まで、セーターが主役のコーデ。主役を引き立たせるためにはパンツの明度を押さえるのと、デニムのパープル色との連想を感じさせる色味を選んでいます。

黒のレザーブルゾンをモノトーンで着こなす

2013-12-05 06:40:52 | 黒ジャケットの着こなし


黒のレザーブルゾン。これはシンプルに着るのが一番。無彩色だけを使いすっきりと見せるほうが、革の質感が際立ちます。もともとレザーブルゾンは防寒着というより秋口や春先のウエアですから厚い重ね着には向いていません。真冬はこの上にコートを羽織るなどという着こなしもみかけるくらいです。
どこに着ていくのかというところですが、モノトーンなモダンな雰囲気を生かして銀座のショッピング、かしこまらないレストランのディナーなどにも。
色を押さえた着こなしがシックで、グレーデニムとレザーの質感が強調されたお洒落なコーデです。

レザーブルゾン  ルイヴィトン
ニットカーディガン  ユナイテッドアローズ GLR
ロングT     ユニクロ
グレーデニム   DIESEL ブラックゴールド



黒いコットンのコートをシンプルに着る

2013-12-01 00:10:24 | 黒ジャケットの着こなし
黒いコットンのコートといえば、代表的なのがゴム引きのマッキントッシュ。これが風を通さないだけでなく体温も逃がさず、冬場の防寒着になることはご存じのとおり。となれば厚着をせずにグレー杢のヘンリーネックロングTに色落ちジーンズの上に羽織るなんて着こなしもあり。色味が足りないと思ったら茶色のハットを被る。週末はこれくらい自由な着こなしを楽しんでいいのではないでしょうか。
カジュアルコートをビジネスに転用するオジサンはたくさんいます。コートそのものは実に粋でカッコいいのに、首元から覗くネクタイはいかにもミスマッチ。せっかく買ったカジュアルコートだから着ないともったいないので通勤に使っていますという感じでしょうが、本当は逆だという気がします。
コートのカジュアルな着こなしこそいろいろトライすべきで、コートこそカラーコーデの練習として役立つものはないでしょう。
コート   マッキントッシュ ダンケルド
グレーのカットソー   チャンピオン(JUNMEN)
デニム   DIESEL
帽子    ボルサリーノ


黒いジャケットにチェックシャツ・ブラックデニムをあわせる着こなし

2013-09-23 06:42:27 | 黒ジャケットの着こなし
クラッシュドジーンズが復活の兆し。といっても20代の若者ファッションを真似る訳にもいきません。ここは着こなしのコンセプトだけいただいて黒のフォーマルジャケットのドレスダウンにチェックシャツとブラックデニムを使ったコーデを考えてみました。
参照した図版はラペルがシルクのディナージャケットで、肩幅の大きいデザイン。手持ちの着こなしの方はサマーウールのブラックジャケットでアンコン仕立て。
春先にここまで黒っぽい恰好は憚られますが、初秋のシーズンなら丁度いいですね。シャツの着丈が長すぎないように注意しながらタックアウトで着るあたりがポイント。タックインすると少し野暮ったい感じに見えてしまいそう。
こんな格好でパートナーと美術館に出かけて軽く食事して近くのバーで一杯なんてよさそうですね。

黒のアンコンジャケット ダーバン
チェックのシャツ バーバリーブラックレーベル
パンツ ユニクロレギンスジーンズ


フォーマルウエアを着崩すコーデ チェックシャツとの合わせ

2013-09-19 06:48:04 | 黒ジャケットの着こなし
ショールカラーのディナージャケットに、洗いざらしのデニムとくれば、かのアンディ・ウォーホルの考案したスタイル。彼は部類のデニム好きで知られていてパーティにいくにも普通にデニムを穿いていきたかったということなのかもしれません。
それに倣えば、シャツは白のドレスシャツ。しかしここではダークなチェックシャツ。ドレスダウンがさらに一段階進んだ着こなし。
雑誌の図版をみるとちょっと抵抗があったものの実際手持ちの服で組み合わせてみると案外いけそうな雰囲気です。(そりゃそうです。プロのスタイリストの感覚ですから)
この格好でどこにいくか。ちょっとパーティにしてはカジュアルすぎます。普通のタウンウエアとして、ディナージャケットを着るという感じでしょうか。
面白い着こなしですね。やってみたくなりました。

ジャケット アクアスキュータム (ダークスーツのジャケット)
シャツ BEAMS Light
デニム DIESEL


黒っぽいジャケットにチャコールグレーをあわせるコーデ

2013-09-05 06:54:53 | 黒ジャケットの着こなし
ミッドナイトブルーとも炭黒ともみえるジャケットにチャコールグレーのパンツを合わせるコーデ。ビジネスでよくみかけるコーデです。カジュアルで応用するには、パンツのデザインと巻物にひと工夫。図版のような派手な柄モノもいいですが、45歳以上のオジサンは大人しめのチェック柄にしておきましょう。ビジネスコーデに見えないように、パンツはスキニ―にするか、そろそろ復活の兆しの裾幅の狭いタック入りのパンツなど面白いかと思われます。
色調がフォーマルっぽいから、クラッシックやJAZZのコンサートなどにふさわしい恰好ですね。
ジャケット  パパス
シャツ    ユナイテッドアローズグリーンレーベル
パンツ    ルイヴィトン
ストール   ルイヴィトン


黒ジャケ 着こなしのまとめ

2013-04-16 11:15:22 | 黒ジャケットの着こなし
 さて、黒ジャケのコーデは今回で終了。次回からは春夏に活躍するグレージャケットのコーデです。
今日は、これまでのまとめ。コーデはその都度考えるより、パターンを暗記しておいたほうが断然楽です。その意味で、これまで紹介してきた黒ジャケの着こなしを5つに区分して記憶しやすくしました。ご活用ください。
(1)デニムあわせ
①パンツにデニムなら、シャツは白シャツ。ボタンダウンでも、ドレスシャツでもTシャツでもTPOに応じて。
②次はインナーにデニム
黒いパンツに白いシャツ。ジレを着る感じでデニムシャツを重ねます。
③白Tシャツに柄シャツ挿し
シャツは、ボタンをとめずに柄をチラ見せ。チェックは、グレー系、ピンク系
パープル系、ネイビー系などデニムにあう柄を。
④グラフィックプリントTシャツ
プリントはモノクロ。なるべく大柄で。デニムはやや暗めののほうがおちつきます。


(2)茶色挿し
グレンチェックパンツに茶色のニット、赤茶のパンツに白いカットソー、グレーのスカーフ。気取らずに黒ジャケを羽織るもう一つの方法。

(3)グレーパンツをノータイで
①パンツをスエットにしてワンマイルウエア
②インナーをチェックにしてストールで柄挿し



(4)チノパンコーデ
①デニムシャツとは好相性 黒ジャケのカジュアルコーデの代表格
②ピンクのシャツ 桜色くらいの薄めがいいです。
③グレーのシャツ、首回りにスカーフかストールで彩りを。

(5)白パン、ホワイトデニム
①チャコールグレーのカットソーに、グレー・ネイビーのチェックのストール
②グレーのボーダーバスクシャツにポロシャツ(黒または白)
③黒いポロシャツ



 さて、クローゼットの奥に隠れたままの春夏の黒いジャケット。ちょっと活用したくなりましたでしょうか。

黒ジャケの着こなし (フォーマルのドレスダウン)

2013-04-15 10:57:11 | 黒ジャケットの着こなし
 ドレスダウンというのは、ダークスーツのミドルウエアにジージャンを着たり、フォーマルウエアにデニムのパンツを穿いて着崩すことです。本当のかしこまった場所でやったら失礼にあたり、原則は仲間内の間の遊びとして許される着こなしです。
「おい、あいつ友達の誕生パーティにタキシードなんか着てきて、どうかしたんか?」「いいや、ちゃんとパンツはデニムだぞ。それにポケットチーフだけで、ボータイはしていない。」
みたいな、服のお遊び。ですから、着崩しのレベルも何段階かあります。
①タキシードジャケットにボータイ、礼装のシャツにボータイ、エナメルのパンプスにパンツだけデニム

②ジャケットは、タキシード、シャツも前身頃にプリーツのあるドレス用のものをノータイで。下半身が一気にカジュアル。ヤコブコーエンのデニムにカジュアルなシューズ。
③ジャケットとシャツを普通の形にしてデニムに合わせるのは、もはやスタンダードな着こなしの一つともいえるでしょう。この格好で銀座のショップや一流ホテルのロビーを闊歩する人もよくみかけます。
④パンツをグレンチェックのウールパンツにすると、少しだけドレスアップの感じが深まります。そこでシャツを長袖のポロシャツ、靴を白のコンバースに「あえて」替えてみます。もともとグレンチェックはカジュアルな柄だということを思い出せば、少しも奇異な感じはなくなります。コンバースが嫌な方は、赤茶のウィングチップなどあわせてみてはいかがでしょう。
さてTPOですが、①②は仲間内のパーティ ③は普段の休日のおめかしに
④はちょっと気取ったレストラン、海外出張の仕事のあとの街の散策などに。



黒ジャケのコーデ 白パンにチャコールグレーのカットソー

2013-04-14 12:10:39 | 黒ジャケットの着こなし
白パンにチャコールグレーのカットソー。シンプルな着こなしにストールを巻くと洒脱な雰囲気にまとまります。ストールは、巻きなれるとその便利さについつい本数が増えていくものです。グレーと黒のストライプもいいですが、グレートネイビーの柄も応用範囲が広いです。
コーデをシンプルにまとめてストールで柄を挿す。このやり方は、持って行くアイテムが限定される海外旅行の際にも威力を発揮。柄モノのシャツを一枚持っていくより柄物のストール一枚あるほうがコーデの幅が広がるのではないでしょうか。それと、大判のストール一枚あると、かなり暖かいです。防寒着というより薄着をしすぎたかなというときに首に巻くと意外と暖かいのに驚く感じ。
黒ジャケは、ジャケット、パンツ、インナーの素材感を生かして、色を押さえてシンプルに着るのがいいようです。白パンとのコーデは、ちょっと気取った食事、あるいは旅行のシーンで使えそうです。


黒ジャケのコーデ グレーパンツその2 

2013-04-13 12:29:43 | 黒ジャケットの着こなし
黒ジャケに、グレーのパンツ。これだと白シャツにレジメンタルタイでかなりかしこまった雰囲気になります。そこでこのままいかにドレスダウンするかというと、色を足すのでなく、柄を足す。さらにアイテムをニットカーデガンのようなカジュアルなものにします。さらにチェックのマフラーかストールを巻きます。
色は足さないという方針ですから、アーガイルのカーディガンもモノトーン、巻物の柄もモノトーン。カーディガンの下のシャツも白。
グレーのパンツもできたら今風にスリムなラインのものを選びたいですね。
子供の学校の催しやコンサートなどに。