45禁:オジサンのためのカラーコーディネイト

アラ還の筆者が45歳以上のオジサンを対象に、カラーコーデを図版入りで解説するという前代未聞のおためごかしサイトです。

夏のネイビージャケットをシンプルに素材の個性でカジュアルに着こなす

2013-06-30 08:11:55 | ネイビージャケットの着こなし
コットンのネイビージャケットを夏に気軽に着る方法の3つめは白のカットソー。少しだけ厚みのあるカットソーを中に。パンツはコットンジャージーのカジュアル感あふれるものをあわせます。これが素材が変わればネービーのフォーマルコーディネイトですがテイストをカジュアルにすることで新鮮な着こなしでかつ、違和感もなくおさまるのです。グレーデニムでもいいように思えますが、ワイルドになりすぎるので会えてジャージーのソフトな感じを生かします。
夏のジャケットは暑苦しさがネックなのですが、まず白で夏らしさを出し、色数を抑えることでシンプルな雰囲気を醸し出す。
例えば同じカラーコーデを冬にやるとなると素材だけでかなり重厚感ある着こなしになるでしょう。
ジャージーパンツはwht、(素材を大切にオリジナリティあふれるデザインを造る橋本淳氏監修のブランド)前半分にセンタークリース上のステッチが施されていています。コットン82%ポリエステル15%ポリウレタン3%
カットソー 無印良品 ジャケット GAP
これも休日の散歩着からプライベートの小旅行まで気取らないジャケットの着こなしとして使えるコーデです。平凡なカラーコーデながら、素材選びにひと工夫あるところに注目です。


夏のネイビージャケットの着こなし 白パンと

2013-06-29 01:01:23 | 夏のネイビージャケット
夏のコットンのネイビージャケット。ボーダーの次は、ブルーストライプのボタンダウンシャツ。
ネイビージャケットにブルーストライプのボタンダウンをあわせようとすると、習慣でライトグレーのパンツを思い浮かべたりカジュアルを意識してベージュのチノを穿いてしまうと、いきなり春先の装いになってしまいます。そこで白パンの魔法。パンツが白いだけで夏の雰囲気が増します。
シャツはしっかりタックインして、ジャケットのボタンもとめてシャツの襟もとのボタンは開けて、袖口もすこしたくしあげて袖口をおおきく風通しをよくします。白いパンツにデッキシューズも紺で。
白地にブルーのキャンディストライプのシャツだけでは物足りないと感じたら胸にブルー系のポケットチーフを挿します。
ジャケットは前回と同じGAP,シャツはユナイテッドアローズグリーンレーベルリラクシング、パンツはユナイテッドアローズ。ボーダーよりマリーンイメージが少ないだけに普通の街着として抵抗なく着られるコーデです。
 ブルーと白のシンプルコーデゆえにサマーニットのカーディガンを羽織る間隔でジャケットを意識しない着こなしができます。
 ネイビーに限らずジャケットというものは、毎週末に理由をつけて引っ張り出さないとクローゼットの奥でその存在も忘れられてしまいます。土曜の冷房の効いた診療所や少し涼しい夕方の外出、普段着のシャツにいつも穿く白パンにネイビージャケットを羽織ることでいつもと違った初夏の夕暮れが味わえるかもしれません。

夏のネイビージャケットはタイトでコンパクトに

2013-06-28 01:01:13 | ネイビージャケットの着こなし
コットンジャージのネイビージャケット。春先から初夏まで着られ、夏の旅行にも気軽に持って行ける。旅先のディナー・夜の海辺の散策。
そんな時のコーデに徹底的なマリンイメージの着こなしを。インナーはLe Minor(JUNMEN)フランスのカットソーメーカー。バスクシャツといえば、セントジェームスが有名ですがこちらもフランス国内の生産をまもりフランス海軍への製品供給も行っている注目のブランド。白地の部分がセントジェームスより白いのが特徴です。
パンツはユナイテッドアローズのホワイトチノ。
ジャケットは、GAP。コットンにわずかにポリエステルを混紡。一枚仕立てで、裏が赤紺のボーダー柄のジャージージャケット。サイズはXSで、しっかり前ボタンが締まります。
素材はそれぞれ肉厚ながらもアイテムがマリンテイストであるだけで夏のコーデとしてしっかり成り立っています。
夏にもっとネイビーのコットンジャケットを活用するには、タイトで丈の短いものを選ぶのがコツ。オーバーサイズのジャケットだといかにも暑苦しい印象になります。このコーデのように色数を絞って、全体のシルエットをタイトにすることで軽快な着こなしに見える。重い色を量を減らして軽く見せる。そういう意味でネイビーもかなり明るいブルーのほうが効果的かもしれません。


ライトグレージャケットの着こなし

2013-06-27 01:01:55 | ライトグレージャケットの着こなし
シャークスキンというのは鮫の肌という意味の服地です。シルバーグレーの光沢があって金属的な輝きがあります。リネンとシルクの混紡で夏向けの生地。肩パッドなしのアンコンジャケットですが、もとよりネクタイを締めるのでなくカジュアルに着る想定のもの。もちろん白シャツをあわせて夏のパーティにも着られる華やかさがあります。
ジャケットの華やかな質感を生かすには、これよりやや明るめのサマーウールのパンツをあわせます。このように、上下の濃淡がすくないコーデでカジュアルコーデのときは、濃色をインナーにもってくるとまとまりやすいです。
全体にとても大人っぽいコーデですから、海外出張の仕事の合間の街歩きの着こなしや夏場の気軽なパーティ、ワイン会などちょっと気取った集まりなどに使えるコーデです。
すてきな雰囲気のジャケットながら、放っておくとワンシーズンまるっきり袖を通さないこともありえるくらい、ちょっと敷居の高いジャケット。ネイビーのポロシャツをあわせて、初夏から秋の中ごろまで活用したいものです。
中に着たポロは、最近とみに人気のイタリアのブルネロ・クチネリのものです。やたら高いのですが、近くのセレクトショップで安く買いました。色が微妙に茄子紺にちかく大変美しいポロシャツで大満足。ジャケットはメイドインジャパンですがふたつの名品がまるでジャズのセッションのように引き立てあって輝きを放っています。

ジャケット ダーバン ポロシャツ ブルネロ・クチネリ パンツ イルファーロ(三陽商会)


ブルーコットンジャケットの着こなし ネイビーパンツで

2013-06-26 04:36:34 | ブルージャケットの着こなし
図版の明るいブルーに対して手持ちはブルーグレーの千鳥格子。
コットン・リネンの軽い一着。前回との違いはシャツ。同じブルー・白・ネイビーのコーデでもインナーのシャツが替わると雰囲気が変わります。タックインしてベルトが目立つのと、全体にきちんとした雰囲気になります。これを消すには、わざとパンツを細身のものを選んで裾をロールアップ。素足にデッキシューズを履いて、カジュアル感を増す工夫が必要。パンツがこなれた感じになることでジャケットの堅苦しさが抜けて着なれた腑に着になってくればしめたもの。
夏のテーラードジャケット、いくら肩パッドのないタイプを選んでも、パンツをネイビーのチノ、白いポロにするとゴルフ場に向かうオジサンになってしまいます。そこをスリムなリジッドデニムにするだけで、カジュアル感が増します。素足にスリッポン。素足にローファーというあたりが着崩しの肝。ベルトと靴が雰囲気を左右する重要な脇役になりそうです。ともかく夏のジャケットはハンガーにかかったまま、一度も着ないで秋を迎えるという可哀そうな目にあうことも。そもそも旅行着とかで買ってみても夏の帰省や奥様とレストランにでかけるときくらいで、普段の休日にカジュアルっぽく着る機会がないのでしょう。気軽に着ることで服も体になじみます。
ジャケット、バーバリー。シャツ JUNRED パンツ ユニクロ レギンスジーンズ ベルト ルイ・ヴィトン


シアサッカージャケットをリジッドデニムにあわせる

2013-06-25 01:01:01 | 夏のライトグレー・ライトブルージャケット
夏の代名詞、シア・サッカー。そうあの浴衣生地のような縮んだ凸凹の入った生地。もともとシャツのために生まれた生地ですから軽い。おまけにシボの部分があって皺になりにくい、さらには素材の感触がさらりとしている。ですから春夏のジャケットとしてこれほどふさわしい素材はほかにないといってもいいくらい。
素材がクラッシックな風合いがあることから、長く着てもビンテージっぽい風格がでてきます。身体にあうジャケットは貴重ですから大事に着るものの、コットンですから10年の寿命を期待も出来ずニ代三代目とシア・サッカーのジャケットを買い替えていくことになります。どこか冬のツイードジャケットとよく似ています。
 写真は、トゥモローランドのシア・サッカージャケット。伊勢丹新宿店でたまたまみつけて試着してサイズがあって購入したもの。以降トゥモローランドのジャケットは時折試着するものの、身幅が合わないものばかり。このジャケットは奇遇でしたね。中に着た白いポロシャツはアクアスキュータム。パンツはリジッドデニムですが、ユニクロのオールメイドインジャパンシリーズのデニム。メンズ雑誌で絶賛していたので試しに買ったら、これがすごい。気に入ってずっと穿いています。
パンツをネイビーのチノパンに替えたらスーパークールビスの仕事着にもつかえそうです。


ベージュのポプリンジャケットにアロハを合わせる

2013-06-24 01:01:07 | ライトベージュジャケットの着こなし
ベージュのポプリン地のジャケット、テーラードでもかなりワークテイストな一着、もちろんM65調やサファリ風ジャケットでもいいです。前回と同じくパンツは黒の綿パンで、インナーにヤシの木模様のアロハシャツ。
これは、前回のグレーボーダーからの発展系。
これはなかなか斬新なコーデです。インナーがモノクロ模様なら万全ですが、そこまでそろったアイテムは探すのは困難。すこし地味めのベージュを含んだアロハ柄ならそれなりに納まる感じです。
 6月下旬にアロハシャツ一枚で近所を散歩するのは、さすがに気が退けるという場合、パンツを黒の綿パンにして落ち着かせ上に軽いジャケットを羽織る。
なんだかちょっとレトロな雰囲気。一歩間違うとやくざ映画のチンピラさん御用達の雰囲気になりかねない危なさが、なかなか面白いと思うのです。
 ジャケットとパンツは前回と同じ。インナーはハワイで買ったアロハ。白Tやデニムパンツとあわせていたときのベージュジャケットの作業着っぽさが完全に消えてしまうのが不思議です。

服飾は、用の美であると同時に礼の美でもあります。しかしオフの休日、誰ともあわない一日は自分のアイデアの着こなしを試みる好機。服で遊ぶことで気持ちも解放されると思います。ジージャンでもアロハでも自分が気に入って買ってきて少しも袖を通すことのない服は、
いろいろ組み合わせ着てみることで思わぬ発見があります。お試しを。

ベージュジャケットに暗色パンツをあわせて夏向きに着る

2013-06-23 03:53:29 | ライトベージュジャケットの着こなし
明るいベージュのジャケットを初夏に着る機会が少ないのは、いつもパンツに暗い色をあわせてきたからではないでしょうか。実際に、ライトベージュコットンジャケットに、グレーストライプシャツ、黒の綿パンというコーデは初秋の爽やかな着こなしの代表例のような感じ。
それでは、ジャケットをポプリンの薄手のものにして、インナーはストライプのポロ。パンツをリネンの黒か薄手のコットンに。つまり素材を全部軽やかにしたら雰囲気が変わります。
上下の濃淡の差がくっきり出ますから「ジャケットを着たな」という雰囲気が強く出ますから、普段着の雰囲気ではなく「お出かけ」の着こなしになります。
インナーのポロを黒と白のボーダーTにすれば近所の散歩着の雰囲気になります。
ポプリンの薄手のベージュのジャケット。これはショップで見つけて試着してみてサイズがあったりするとつい買ってしまいますが、普段着こなすにはなかなかの難物。ショップのコーデは優しい色あいを強調したものだったりしますが、いざ家で組合せを考えると、ワークウエアっぽくなってしまうことが多いです。
パンツをデニムから綿パンに替えてシャツにストライプを取り入れることでベージュのワークウエアっぽさが消えます。
全身が濃淡で二分されますからどちらかというと背の高い人のほうが似合うコーデかもしれません。シャツはタックインしてウエストラインを高く見せる方が下半身が長く見えるかもしれません。
ジャケット MUJI 白地にグレーボーダーのボタンダウンポロ トゥモローランド パンツ ユニクロ コットンスキニ―パンツ

オフホワイトのサマーニットカーディガンを海島綿のTシャツで綺麗に着こなす

2013-06-22 00:15:34 | 白・オフホワイトジャケットの着こなし
オフホワイトサマーニット。これほどシンプルな服も他にないのに着る機会が意外と少ないです。理由は何かと考えてみると、チェックシャツを合わせようとしたりするなど凝ったコーデを考えてしまうとパンツが決まらないなど、そもそもこのようにシンプルに着る発想がなかったからですね。
オフホワイトのサマーニットはそれ自体素材の質感でかなり個性が強いウエア。ですからインナーに上質なTシャツ、パンツに穿き込んだ雰囲気のデニムを持ってきたらそれだけでいいバランスの着こなしになるのですね。
 こういうシンプルなコーデでは、着る人の体型のよさみたいなものが要求されますが、そこは割り引いてTシャツの綺麗さで誤魔化すことにしましょう。
ニットはGAP、TシャツはインターナショナルギャラリーBEAMS(クワトロッチ)パンツはDIESEL。これにヴィトンの白のタイガのデッキシューズを履けばなかなかいい雰囲気じゃないかなと思うのですが、初夏の週末こんな格好でベルギービールバーなんかにでかけたら翌日気が付くと一張羅のTシャツにつまみの食べこぼしがついていて、早速クリーニングに出して・・・なんてのが関の山だったりしますが、海島綿の光沢のあるTシャツは大事に着るといつまでも光沢が消えないから不思議ですね。これ一枚でGAPのサマーニットが光り輝いて見えます。

ライトベージュのワークジャケットの着こなしの幅を広げる

2013-06-21 07:11:05 | ライトベージュジャケットの着こなし
同じ色合いの違ったデザインの服をたくさん持つより、気に入った服の違った着こなしを覚える方が得だと思います。
着こなしは、その服に新たな表情を与えます。服はコーデを変えることで様々な表情をみせてくれます。
ブルーデニムに赤白ギンガムチェック。これは米国映画の子供服の定番のようなコーデ。ノーマンロックウエルのイラストにもよく出てきます。しかし、オジサンが赤のギンガムチェックのシャツなど持っていないということもあります。雑誌のコーデを参考に手持ちの服から近いものを選びます。
出てきたのはユニクロのピンクと薄いネイビーのチェックのシャツ。それに前回と同じWNWのジャケットとDIESELのデニム。インナーはクワトロッチの白Tシャツです。
ここまで来ると、デニムがもう少し青みの濃いものがほしくなりますね。梅雨時の少し肌寒い日の散歩着に。