ネイビージャケットにオフホワイトのコーデュロイパンツインナーにライトグレーの着こなし

ネイビージャケットにオフホワイトのコーデュロイパンツ。これは秋冬の永遠の定番の組み合わせではないでしょうか。そこでインナーはライトグレーのネルかウールのボタンダウンシャツ。首元に同じ色合いのライトグレーのウールニットのマフラー。このシンプルさがカッコイイと思っているのですが、
あいにくライトグレーのネルシャツは5年前まで持っていた記憶はあるのですが、見つかりません。そこでライトグレーに黄色の柄の入ったネルシャツ。これだと少しごちゃごちゃした感じになりますが、あえてチャレンジ。
マフラーもライトグレー無地といえばカシミヤのストールしかなくてこれもあえて重ねてみました。雰囲気は矢島タケシさんのイラストとだいぶことなりますが、ライトグレーとネイビーの対比の上品さがキモだというあたりは、お分かりいただけたのではないでしょうか。
これは、今の時期の街着としては一番お洒落だと思います。パートナーとワインを買い出しに行きカフェでコーヒーを飲むなんてときに。

ネイビージャケット　　ＢＥＡＭＳ　Ｌｉｇｈｔｓ
チェックのネルシャツ　　ＪＵＮＭＥＮ　ワイルドライフテーラー
カシミアストール　　　　バナナリパブリック
コーデュロイパンツ　　　ＤＩＥＳＥＬブラックゴールド



さて、もう一つは、もう少しラフな一枚仕立てのネイビージャケットに、ミディアムグレーのタートルセーター。ライトグレーのＶネックセーター。
ウールものが3枚重なるので暑苦しい着こなしなるといけません。ジャケットを一枚仕立てにして重さをなくします。
これも上と同じような雰囲気ですが、シンプルゆえに軽快な雰囲気で着こなすことが重要。

ネイビージャケット　　ユナイテッドアローズ　ＧＬＲ
ミディアムグレーのタートルネックセーター　　バナナリパブリック
ライトグレーのニット　　　　　　　　　　　　ユニクロ
コーデュロイパンツ　　　　上に同じ

ネイビージャケットに赤を挿し色に使う着こなし

ネイビーに赤を挿し色に使う着こなしは雑誌で時々見かけますが、いざ試してみると赤の派手さが気になるものです。そこで、矢島タケシさんの本のなかから赤をチラ見せするテクをご紹介。（スタイルは１０年以上昔なので全体的に太目のラインですが配色だけ見てください。）赤、ネイビー、オフホワイトという組合せは「トリコロール」配色ですから合う組合せはお墨付き。
ＬＥＯＮではネクタイをしたシャツの上に赤のポロカラーニットを着ていますが、赤のシャツ、赤のポロシャツにしてインナーに着て、ネイビーのパーカーとネイビージャケットを重ねます。さらにミラノ巻きにしたネイビーのマフラーで襟元から見える赤を少なくすることで、刺し色の効果を高めます。
コート着ずに重ね着で凌ごうというときに、こういう赤の使い方は面白いと思います。上半身ネイビーでパンツを白というのは春夏のブルゾンの着こなしでもみかけます。アクセントにグレーのストールなど使いますが、冬は重ね着に挿し色を使うほうがお洒落な雰囲気。

ジャケット　　ＢＥＡＭＳ　Lights
スエットパーカー　　ルイヴィトン
赤のポロシャツ　　　Papas
オフホワイトコーデュロイパンツ　DIESEL ブラックゴールド
マフラー　　ユニクロ　（ヒートテック）

ネイビージャケットの秋冬のコーデ まとめ

１０月から秋冬物の着こなしをランダムに並べてきました。冬の気配が強まるまえに一度まとめて整理しておきましょう。合わせるパンツの種別で並べるとわかりやすいです。
秋冬のネービージャケットの着こなしは案外単純です。初夏のようにインナーのＴシャツの柄、無地、色が豊富でないので、パターンは少ない。
まず、ライトグレーのウールパンツ。これに白いインナー。厚手のカットそーにブルー系のストールが上品。
インナーにニットを持ってくるならパンツはオフホワイトチノ。今年はよく見かけるレタードスエットなら、パンツはやや色落ちデニム。胸元に渋めのチェックのストールなら、パンツはカーキ。

チャコールグレーのジャケットをチノパン、カーゴに合わせる着こなし

チャコールグレーのジャケットは、チャコールグレーのスーツを着なれているビジネスマンにとって結構難物だったりします。白のボタンダウンに派手目のネクタイを締めたらサマになるスーツと違ってノータイで着るジャケットはポイントが造りにくいです。
しかしパンツに色の対比を持って来れば簡単。ベージュかカーキのパンツに上半身はグレーのグラデーション。パンツの「色味」を生かすなら、チェックのシャツなど持ってこないほうがいいです。
首元に見せるＴシャツは襟ぐりの大きさによって雰囲気が変わります。下着が覗いている感じにしたくないのなら大き目の襟ぐりのものを選べばいいです。
左は、白のニット、シャツにライトグレーを持ってきた場合。少しでいいからどこかに柄があったほうがまとまりやすいです。
いずれも普段着にジャケットを羽織ったという気楽な雰囲気が大事です。ダウンジャケットを重ねるかローゲージのマフラーを巻けば冬場のコーデでもいけそうな組合せです。グレー、白のシャツやニットは、形と明度を変えていくつか持っていると秋冬の休日のジャケットの着こなしが楽になると思います。

右
ジャケット　　　ヘンリーコットンズ　　
中に着たＴシャツ　　Ｈ＆Ｍ
Ｖネックセーター　　ユニクロ
カーゴパンツ　　　ＧＡＰ

左
スクールジャケット　ＢＬＡＣＫ＆ＢＬＵＥ
シャツ　　　　　　　ＧＡＰ
カシミアニット　　　ユニクロ
パンツ　　　　　　　ユナイテッドアローズ

ライトグレーのワントーンコーデ

ライトグレーのワントーンコーデを目指してみました。といってもパンツまでフラノのライトグレーにするとセットアップくずれに見えるので、ライトベージュのコーデュロイにします。襟元はグレーシャンブレ―のシャツ。カシミアのニットを重ねて、着ぶくれた感じでなく全体に暖かそうな雰囲気が出せたらＯＫ。
春夏のライトグレー、ライトベージュのコーデ
http://blog.goo.ne.jp/omuzim/e/9144f66e7d19a53420a66016d70879af
を思い出してください。
こういう淡い色調のコーデは優しい雰囲気の中にどこかセクシーな味があってカッコいいと思うのですがいかがでしょう。
家族連れというのでなく独りで街歩きという姿が似あうかもしれません。

ジャケット　タケオキクチ　４０ｃｔ　＆　５２５
シャツ　　　ＧＡＰ
カシミアパーカー　　ルイヴィトン
コーデュロイパンツ　ＣＰカンパニー

ミディアムグレーのジャケットにチャコールグレーのベストパンツはオフホワイトの着こなし

ミディアムグレーのジャケットにチャコールグレーのベスト。インナーにガンクラブチェックのボタンダウンシャツ。パンツはオフホワイトのコーデュロイパンツ。グレーのグラデーションを上手に作るのがコツ。
図版は黒のナイロンベストを使ってジャケットとのコントラストがくっきりしています。これをカーディガンやニットベストに変えると平凡で地味な雰囲気になりそうです。ベストの代わりに黒のパーカーも若さが出ていいかもしれません。
ツィード調のカジュアルジャケット。ゴルフ以外であまりに着る機会がない人はインナーにひと工夫すれば、コンサート、映画、家族との食事会などちょっとお洒落を意識した場にでも着ていけます。シャツの柄が唯一のアクセントですから上質なものを選ぶのがポイント。寒さが増したこの頃の気候には上にマッキントッシュのダンケルドなど羽織るかコットンのコートにカシミアのマフラーを。

ジャケット　　ヘンリーコットンズ（レナウン）
ボタンダウンシャツ　　　　アクアスキュータム
チャコールグレーベスト　　ユナイテッドアローズＧＬＲ
コーデュロイパンツ　　　　ＤＩＥＳＥＬ　ブラックゴールド

下の写真　パーカーのみ　バーバリーブルーレーベル

ライトグレーのジャケットのダウンベストを使ったモノクロームな着こなし

ライトグレーのジャケットに、ライトグレーのインナーを持ってくるときは、ｖネックの薄手のニットの襟口からＴシャツを見せるというテクニックが使われます。肌着が見えてると思われそうだと不安なら、Ｖネックで重ねるという手もあります。
パンツは濃いめのチャコールグレーでジャケットの上からダウンベストを羽織ると急に冷え込んだこの季節に丁度いい普段着の着こなしになります。
ダウンベストといえば、ローゲージニットとかに重ねるイメージがありますが、黒やチャコールのものを選べば、スエットジャケットやウールの一枚仕立てのジャケットを温かく着る手立てとして役立ちます。
スポーツクラブの往復やペットの散歩。ジャケットをカジュアルダウンする着こなしのひとつとしてダウンベスト重ねは、覚えておきたい技です。

ダウンベスト　　　ＧＡＰ
スエットジャケット　　ＧＡＰ
クルーネックセーター　　　無印良品
白Ｔ　　　　　　　　　ユニクロ
パンツ　　　　　　　　バーバリー

チャコールグレーのウールコートをジャケット代わりに着る

チャコールグレーのウールコートをジャケット代わりに着こなすには、ジャケットをどこかに忘れてきたみたいな印象にならないように、シャツをデニムシャツやネイビーの厚手のネイビーのものにして、さらに下にタートルを着こむ。７０年代にタートルネックが人気だった頃に流行ったスタイルで、プレーンすぎるタートルに近い色のシャツを重ねると厚みが出ます。しかし、シャツもコートも身幅もアームホールもタイトになった現代に、タートルセーターにシャツを重ねるのは現実的に困難かもしれません。そこで首回りに茄子紺のストールを巻きます。タートルの首だけみたいな「レッグウォーマー」でもかまいません。
シャツをタックインして着る以上、ベルトはしっかりと存在感のあるものを選びます。上半身の暗色に対してパンツがまけないように、明るいベージュのピケか細いコーデュロイのパンツが合いそうです。
チャコールグレーのジャケットで同じ着こなしを可能ですがなんとなく上半身が単調な感じ。ウールコートの存在感がよいバランスを造りだしている感じ。
さて、いつこんな格好をするのかと言えば、やはり休日の散歩着でしょうか。ジャケット代わりにウールコートを羽織るのはショートコートに限らず膝上丈くらいの服でも色合わせ次第で、なかなかサマになります。

ウールコート　　　バーバリー（三陽商会）
シャツ　　　　　　ルイヴィトン
ストール　　　　　ユニクロ
コーデュロイパンツ　ＤＩＥＳＥＬブラックゴールド
ベルト　　　　　　ジョルジュオ・アルマーニ

ライトグレーのジャケットに白パン、インナーを暗色のポロカラーセーターで着こなす

急に肌寒い気候になったりすると春先に着て、秋口にも着ようと思っていた明るいグレーのスエット素材のジャケットの出番がなくなりそうです。暗めのインナーと暗めのシャツを重ね着して、ジャケットを明るいグレー、パンツを白にすると、ジャケットの軽快な印象を生かしたまま、寒そうな印象でなく着こなせます。
ジャケットがウールなら、パーカはコットンでも大丈夫。ジャケットがコットンなら中に着るのはウールがいいでしょう。写真は、パーカーの代わりにウールのポロカラーセーター、中にネイビーのＴ、首回りにシルクのスカーフを巻いています。
図版のパーカは濃いめのカーキ、インナーはネイビーのシャツですが、ジャケットがミディアムグレーでパーカーが黒、シャツがチャコールグレーという組合せもありそうですね。
秋冬のカジュアルジャケットの着こなしに、パーカーやポロカラーのセーターは役に立ちます。カーディガンやニットベスト代わりに使うとオッサン臭さが消えてスポーティな雰囲気に着こなせます。
休日の近場のおでかけに、お試しください。

スエットジャケット　　　　ＧＡＰ
ポロカラーセーター　　　　コムデギャルソンオム
中に着たＴシャツ　　　　　ダニエル・アレツサンドリーニ
ブルーと焦げ茶の両面使いのスカーフ　　　アクアスキュータム
白の綿パン　　　　　　　　ユナイテッド・アローズ

秋冬のカーキ、色落ちデニム、白インナーの着こなし

カーキ、色落ちデニムのブルー、白。この組合せは
2013-06-04のブログに春夏の例を紹介しています。http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/3c/f2946d5f6d6fbfc98d01111eb27f1c98.jpg
上下を入れ替えると
http://blog.goo.ne.jp/omuzim/e/4aab6b04e6839bae0942c9637510bace
いずれにしろ重要なのは白のインナー。それでは秋冬でこの組み合わせをやろうとするときに、白Ｔの代わりに活躍するのが白のニットです。
ウールですから白といってもオフホワイトですが、今年は模様編みのタートルネックが出回っています。ジャケットが厚手なら写真のようにカシミアのクルーネックに首元から白のボタンダウンシャツを覗かせるほうがバランスがよさそうです。
秋冬のトラベルウエアから休日の散歩着までいろいろ使い道の広い着こなしだと思います。

ジャケット　　マッシモ・アルバ　（トゥモローランド）
シャツ　　　　ＪＵＮＭＥＮ
カシミアセーター　　ユニクロ
デニム　　　　　　　ＤＩＥＳＥＬ