『自由の哲学』を読む ~日々の暮らしから~

日々の「?」から始めて一歩ずつ
自分で見て考えて、行動していきたい。
私の自由が人の自由にもつながりますように。

パラレルワールド

2018年02月04日 | 昼行燈より愛をこめて
もとの職場の友人とランチの約束。
一足先に行って、お店の人と話をしていた。

お店ののれん出すのってスゴイな。
自分が雇われてないと、さらに思う。
大将は「まぁ、続けられるなら続けることですよ。
撤退するなら早めにしてもいいし」と
口数は少なく、暖かく。

待つことしばし。

彼女たちは、12時まで仕事だから、
ダッシュで出て12時5分くらいかな〜。
…と思ってたけど、なかなか来ない。

大将と
「前は、3分5分がなくて焦ることもあったけど、
今は3時間でも5時間でも使い放題(^^)。
あっちの世界はちゃんとあるのに、
今はこんな世界にいるでしょ?
パラレルワールドみたいでフシギな感覚です」
なんて話をしつつ、さらに待つ。

12時10分過ぎても来ない。
ちょっと心配になってくる。

12時15分。
お店の人が思わず私に肩入れして
「あ、来た!」って言ってくれるほど、
私、楽しみにしてたみたい。

おばーちゃんが若い人を待つのって、
こういうカンジなのかも。
会った瞬間
「わーーーい!元気な顔が見れた」って。
それだけで満足、みたいな(^^)。

時間のある人は、
時間のない人に合わせて待つことができる。
それで、両方が一緒に楽しめるなら、
そーしたらいい、という当たり前のこと。

同じように、お金のある人が
お金のない人に合わせて、
同じ時代を生きられたら、
楽しく一緒に生きられるんじゃないかなー。

家で、そんな話をしていたら、夫が
「だら〜っと遊んでる人に対して、
真面目に働いてる人が恵めってのは、
違うんじゃない?」という。

もしかして、今の私の状況のこと??
と、責められてもないのに、
ココロの中で勝手に防衛しつつ(^^)。

私とアナタの話とのあり方ともつながるけど、
もっと大きな枠組みの話よ。

食べ物で言うと伝わりやすいかな。

一方で、栄養失調で今にも死にそうな子どもがいて、
もう一方で、賞味期限切れの大量の食べ物を捨てている。
こういう状況は、誰にとっても気持ち悪いから、
もっとうまく回るシステムないかな?
ってこと。

今はまだ、福祉は国ごとだけど、
もし世界政府みたいなのができたら、
経済的に豊かな所から税金取って、
そうでない所に分配する、ってのはどうかな。

生まれた地域や、家庭環境に関わりなく、
同じくらい、真面目に生きている人が、
同じくらい、安心して生きられる。
そんなシステムがいいな。

全員がそんな風に生きられるなら、
自分が今より貧しくなっても、
そのシステムに賛成する。

あ、ただし、
社会主義みたいなんじゃなくて、
個人が自分らしく自由に生きられるのが前提、ね。

あ、アレか!

銀行に一定以上預けたら、利子がつくんじゃなくて、
だんだん減っていくっていうヤツ。
「劣化するお金」って言うんだっけ?
あの概念は、目からウロコで、すごく興味深い。

年齢と総貯金額で減り方を変えたら、
庶民には影響なく実現するんじゃないかしら!!
とは言え、賛成する人少ないだろうけど。

経済勉強した人、どんなもんでしょ?


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