『自由の哲学』を読む ~日々の暮らしから~

日々の「?」から始めて一歩ずつ
自分で見て考えて、行動していきたい。
私の自由が人の自由にもつながりますように。

日本の私、西洋の神

2018年08月03日 | 昼行燈より愛をこめて
よく言われることだけど、
日本では、八百万の神がいて、
樹にも石ころにも神が宿るという意識がある。
一方、西洋では、唯一の偉大なる神がいて、
この世のすべてを作った、という意識がある。
らしい。

神様の話は、よくわからないけど、
日本では、石ころだって神なんだから、
私だって、あなただって、誰だって、
神のひとしずくを自分の中に抱えている。

西洋での人間は、神に従う従順な羊??
うぎゃー! そりゃ大変だ。
人間なのに!

昨日考えたように、
人間の人間たる所以が、
手を使って何かを生み出したり、
言葉を使って何かを考えたり、
遊んだり失敗したりが許されたりする事だとしたら、
日本人の意識で神を捉えられることが嬉しい!

だって、神がすべてを創造したとは思えないもの。
自分で何かを生み出せるし、
聖書もよくわからないけど、
「はじめに言葉ありき」じゃなくて、
誰かとしゃべっている内に新しい考えが生まれるし、
余計なことしてる時のワクワクと来たら!

神は外から人間を見張ってて、
「罰でも与えたろかー」と思ってるんじゃなくて、
一人ひとりの中に神が生きている。
そんな風に感じる、日本の私。

だからこそ、自分の中の神が、
居心地よく自分の中に居てくださるように、
自分の中をキレイに掃除しておくことや、
浮世からしばし離れて静かに耳を澄ませる時間を
大切にできたらいいなぁ。

日本人の意識の中に、神のひとしずくがあるとしたら、
自由に見える西洋の人たちよりも、はるかに、
日本人は、本当の自由に近いのではないかな?



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