パタパタ在庫車が売れているさなか、
お近くにお住まいでありますM様所有の軽自動車『三菱ミニカトッポBJ』が
オーバーヒート気味とのこと
お引取り差し上げ点検してみると
冷却水(LLC)をラジエターに回すサーモスタットがダメになっている様子です。
ラインに圧がかかってラジエターキャップから吹いたとのこと。
LLCリザーバータンクも空でした
エンジンルーム内です。
ターボなのでインタークーラーが装着されています。
樹脂のカウルを外すと右下に見えるアッパーホースの付け根がサーモハウジングです。
インタークーラーをサクサク外します。
さすがの国産車(笑)、クーラントドレインコックがラジエター下の良く見える位置にあります。
普通に手で回して残っているクーラントを抜きます。
様子を見ながらエンジンを煽り、ウオーターポンプを回して抜きを促進させます。
錆が回っていたサーモハウジング。
外すときボルトが固着して折れてしまったこれはボトム側も交換しなきゃダメか
いやいや、折れたボルトをドリルやプライヤーでこじって、なんとか取り外しました。
錆を出来るだけはがし、バリもヤスリで磨いて取ります。
新しいクーラントをハウジング下に入れて
新しいサーモスタットとシーリングをはめ込み、アッパーカバーを取り付けます。
ミニカのクーラントは4リッター。どうしても抜け切れない分があるので
濃度を考えながら入れた量を測り、エア抜きをして完了です。
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