onewaytrip〜 season4〜

ライブ、リハ、酒、料理、映画、漫画、などなど加筆、修正たまにあり〼

陽性さんいらっしゃい〜2日目〜

2022-05-11 21:14:00 | 徒然





2日目の朝。


夜は22時消灯なので普段の生活と変わらず。

消灯されてフト考えるのは

冷蔵庫の中に買ったばかりの牛乳と冷凍しようと思っていた豚肉の存在。

最短10日と言われている隔離生活中で腐らないだろうか。








隔離なので看護師さん達は完全防備で肌が露出している部分はない、医師とは完全リモート問診、窓にも目隠しがされていて景色も見えない。それらはなんとか大丈夫だが個室ではなくパーティションの向こうに他人がいるという事だ。

もちろんこの状況なので顔も見えないし喋らないし自分より若めの男性とわかるくらい。とても気を使う。

しかも同じフロアの感染者との接触を避けるためトイレに行く際にはナースコールで許可をもらい部屋に戻ると再び報告しなければならない。実はこれが面倒トイレくらい自由に行きたい。って不満言ってもしょうがないか。


基本的な1日のスケジュールは6.11.15.20時の4回、自分で体温と酸素飽和度を測定して、体調の変化の有無やトイレの回数とともに記入。それと数回の医師とのリモート問診。これだけ。あとは自由。



起床時間は特に定められてないが

まぁだいたいいつもと同じ4時前には目覚める。

TVもあるけどまだ電源は入れてない。

何故なら普段自宅に地上波を繋げてないからその反動でずっと身続けそうだから。


7:30 

看護師さんによる血圧測定。

毎度数値が高くて驚かれる。


初めてのシャワータイム。2日に1回という決まりらしい。



ラジオを聴きながらiPhoneで漫画読んだりゲームしたり、書き殴ったままの譜面を清書したりの午前中。





昼ごはん。

さっき朝飯食べたばっかりのような気もするが。


こちらの病院は全てベジタリアン食ということで普段暴飲暴食、味の濃いものばかりを好む俺からしたらかなり味気がないが不満も言ってられないし、何よりアルコールも抜けて健康にはいいはず、と言い聞かせありがたくいただく。


しかし上島竜兵さんの死はショックだ。

本人にしかわからない苦悩があったんだろうし、とにかく今はただただ驚きだ。


引き続き「正直不動産」を読むが専門用語が多く疲れてきたので「ザファブル」を読み始める。これは面白い。



18:00

早くも夕食。

早い、1日が早すぎる。


食べて寝ただけの2日目が終わる。








陽性さんいらっしゃい。〜人生初入院〜

2022-05-10 16:10:00 | 徒然



5/8
前日に阿波おどりで9日に出演する亜細亜大学でのリハーサルを終えて帰宅途中に夜風に当たりながら若干の違和感。
2年ぶりくらいの感覚だがいつも風邪引く時は最初に悪寒からくる。
つまり悪寒がきたのだ。
あの独特の嫌な感じ背筋がブルブルっと震えるような。

午後には
悪寒にプラス関節痛と背中の痛み。
熱が37.8度。
あらら風邪か…
とにかく明日は舞台だからマズイことになったな…コロナ前なら風邪引いたくらい特に申告もせずそのままやり過ごしていたがそうもいかないご時世。連に連絡をして明日の練習と明後日の本番を辞退。悔しい。

夜には熱は38.3度へと上がり喉の痛みも加わり体が非常にダルい。
こりゃコロナかもな…と疑いはじめる。

喉が痛くて眠れやしない。

5/9

食欲もなく熱は39.1度まで上がりフラフラする。
とにかく何か食べなきゃと豆乳鍋を作るも全然美味しくない、そして喉が痛くて飲み込むのが苦痛。

どうにもならんので病院へ。
即検査、即陽性。
ここからはもう他者との接触を禁じられ会計も病院の外で待たされ路上会計。

処方箋も直接自宅のポストに届く。
喉の炎症が激しいらしく痛み止めと炎症を抑える薬を処方されるがいまいち効かない。
熱は38.3度。


5/10

朝。
Tシャツの首周りがびしょ濡れの不快感で目覚める夜明け前。
熱は36.3度まで下がった。
悪寒も関節痛も去った。

保健所から電話。
医師からの報告で喉が重症らしく「午後から入院できますか?」とのこと。

あまりに急でビックリ。


13時。
自宅前に病院からお迎えの車が。

他の患者さんとの接触をさけるため裏口から。
医師とリモート問診後に一通り検査を終えて病室へ。
もちろん面会NG,外出NG。
入院予定は10日間。

人生初の入院。
さて有り余る時間何をしよう。




数時間ボォ〜っとする。
心配なのは今月末に控えた二本のワンマン。
今回のことでリハも一本飛ばしてしまったし、練習ができないので持参した譜面でイメトレするしかない。正直不安だがやるしかない。




初の入院食。
おかゆ、サラダ、酢豚、コーンスープ。
うん、あまり美味しくはない。

ラジオを聴きながらiPhoneで読みかけのゴールデンカムイと正直不動産の続きを。

静かに人生初の入院初日は終了。