◆◆8/18記事◆◆
◆8月18日 ガザ空爆で親族ら17人死亡 停戦交渉と並行し攻撃継続(時事通信)
17日未明に軍がガザ中部で民家を空爆、子供9人を含む17人が死亡、犠牲者のほとんどが親族。停戦交渉と並行してガザへの攻撃が続いている。また、軍は17日、ガザ中部での「強力な作戦」を予告し、一部地域住民に避難を呼び掛けた。軍はこうした勧告を立て続けに発表。「人道地域」にもたびたび退避要請で避難場所が縮小している。
◆8月18日 見張り役がイスラエル人人質射殺、わが子殺された「報復」 ハマス(AFP=時事)
ハマス・カッサム旅団は12日、人質見張り役が、わが子2人が殺害された「報復」として、命令に背いて人質一人を射殺し、2人が負傷、「不幸な出来事」が起き、軍のハマス掃討作戦の「残虐さ」が原因とした。「あなた方の残虐さは、人質に取って差し迫った危険になっている」と警告。「人質・不明者家族フォーラム)」は公開した画像の人質は既に亡くなり、軍が昨年ガザから遺体を収容したと発表。人質251人のうち、111人は拘束、39人が既に死亡。
◆8月18日 ガザ停戦交渉、イスラエル「慎重ながら楽観」 米新提案で(ロイター)
イスラエル交渉団は「米国の新提案に従い」「慎重な楽観」を17日表明した。新提案はバイデン大統領が5月31日に提示した、人質解放やイスラエル軍の段階的撤収などの停戦案に沿った内容という。ハマスはイスラエルが停戦協議で条件を加え、ネタニヤフ首相がそれを利用し、拘束者の相互解放で合意しても戦闘を再開する権利を求めていると語った。軍は17日、中部ザワイダをミサイル攻撃し、子ども、女性を含む17人が死亡、数十人が負傷した。ヨルダン川西岸地区北部のジェニンを空爆しハマス幹部2人を殺害した。
◆8月18日 ガザ停戦交渉、重大局面 決裂なら中東危機拡大 米長官、イスラエル訪問へ(時事通信)
仲介国は、18日からの週内にカイロで交渉を再開する。停戦案は3段階で、6週間の戦闘休止、人質解放、軍のガザ撤収、恒久停戦が柱。エジプト境界付近からの軍撤収や北部に帰還するガザ住民検問でイスラエルが態度を硬化させ、ハマスは強くけん制。イスラエル首相府も譲歩しないという。バイデン米大統領は16日、「合意に近づきつつある」と強調し、ブリンケン国務長官を17日からイスラエルに派遣し、ネタニヤフ首相に提案受け入れを迫り、合意内容の履行準備も進める方針だ。
◆8月18日 報復宣言のイラン、どう出る イスラエルとハマスの停戦交渉見極めか(朝日新聞デジタル)
◆8月18日 安保理、2紛争首脳会合へ 9月、ガザとウクライナ(共同通信)
◆ひかるの呟き◆
今回の停戦交渉で問題の解決にはならない。これまでがそうであったように、停戦合意後、国際社会はパレスチナ・ガザを忘れさる。イスラエルは占領・封鎖を継続し、ミサイル攻撃と同時にパレスチナ人が「壊れる」ことを狙う。それでも。今は、停戦を一刻も早く実現することだ。