◆◆11/21記事◆◆
◆11/21(木) イスラエル軍、ガザ北部の民家空爆 犠牲者多数(ロイター)
21日早く、ガザ北部ベイトラヒヤの空爆で6人が死亡、遺体の大半がまだ収容されていない。ガザ北部でかろうじて機能している3件の医療施設の一つであるカマル・アドワン病院の院長は、空爆を受けたベイトラヒヤの住宅地区には200人が暮らしており、多くの人が依然行方不明だと述べた。救急車がないため、現場で治療を行っているという。医療スタッフの大半が拘束・追放され、負傷者を病院に移送できても救命できない状態だと述べた。
◆11/21(木) ガザ一帯で攻撃続く 国連「北部に40日支援届かず」 米特使がイスラエル入り(産経新聞)
軍は21日、ガザ北部のベイトラヒヤ地区など人口密集地を爆撃し、57人が死亡。20日には住民の避難先のガザ中部の学校や、「人道エリア」に指定された南部の一角も攻撃した。軍は10月6日にガザ北部の一部を包囲して攻撃を強化して以来、申請支援案件の大半を承認していない。40日以上にわたりベイトラヒヤなどの住民6万5千人以上に支援が届かない状況が続いている。
◆ガザ側の死者、4万4千人超に(共同通信)
21日、ガザ側の死者が計4万4056人に。
◆11/21(木) 西岸地区でハマス戦闘員殺害 イスラエル爆発物工場を爆破(AP通信)
ヨルダン川西岸地区で20日、過激派戦闘員3人を殺害した。 ジェニンは、ガザ戦争発以前から接触線の地域、西岸地区で子ども167人を含むパレスチナ人784人が死亡
した。
◆11/21(木) イスラエル首相らに逮捕状、ICC ガザでの戦争犯罪容疑(ロイター)
国際刑事裁判所(ICC)は、ネタニヤフ首相とガラント前国防相、ハマス幹部のムハンマド・デイフ氏に対し、戦争犯罪と人道に対する罪の容疑で逮捕状を発行した。ネタニヤフ首相は反ユダヤ的でICCの行為を拒否すると言明した。イスラエルはガザにおける戦争犯罪に関するICCの管轄権を認めていないが、ICCはイスラエルが管轄権を受け入れる必要はないとした。ICCはまた、ハマス幹部イブラヒム・
アルマスリ(ムハンマド・デイフ)氏に対して死亡の可能性について情報収集を行うもよう。ネタニヤフ首相に反発するベネット元首相は指導者に対する恥辱だけでなく、ICCと加盟国に対する恥辱だとし、ガンツ前国防相も、ICCの歴史的汚点と非難した。ハマスは、ネタニヤフ、ガラント両氏に対する逮捕状を歓迎した上で、責任追及をイスラエルの指導者全員に拡大をICCに求めた。欧州連合(EU)ボレル外交安全保障上級代表は、ICCの決定は尊重され、実行される必要があるとし、ガザでの悲劇を止めなければならないと述べた。
◆11/21(木) 米国がまた拒否権行使 国連安保理、ガザ即時停戦求める決議案を否決(朝日新聞デジタル)
国連安全保障理事会は20日、日本を含む非常任理事国10カ国が提案したガザで無条件の即時停戦を求める決議案を米国が拒否権を行使し秘訣。 決議案は、即時かつ恒久的な停戦と無条件での人質解放や迅速な人道支援確保などの内容。米国のガザ決議案で拒否権は5度目。米国のウッド国連代理大使は決議案は恒久的停戦と人質解放の関連性の放棄とハマスが交渉拒否だから支持できないと説明した。
◆11/21(木) 米上院、イスラエルへの兵器売却停止案を否決(ロイター)
戦車弾の売却を阻止する決議案には79人が反対。賛成18人、1人が実的棄権。迫撃砲弾の売却を阻止する2番目の決議案には78人が反対、19人が賛成し、1人が棄権。
爆弾用GPS誘導システムの売却停止の3番目の決議案についても採決予定。
◆11/21(木) ヒズボラ最高指導者、主権侵す停戦なら拒否 イスラエルは「行動の自由」主張(時事通信)
ヒズボラ最高指導者カセム師は20日、ヒズボラには攻撃継続の能力があり、停戦条件を押し付けられないと述べた。イスラエルは合意履行を監視する国際的な枠組みや、停戦後も作戦を実施できる「行動の自由」を求めている。