◆◆8/14記事◆◆
◆8月14日 生後4日の双子が空爆で死亡、父親が出生証明書を取りに行っている間に……ガザで戦闘続く(BBC News)
生後わずか4日目の男の子のアッセルちゃんと女の子のアイセルちゃんは、父親のモハメド・アブ・アルクムサンさんが出生証明書を受け取りに行ったとき、隣人から自宅が爆撃されたと電話。妻と双子と祖母が殺された。昨年10月7日以降生まれた新生児115人が殺された。南部ハンユニスで、空爆された建物のがれきから生後3カ月のリーム・アブ・ハヤちゃんが救出されたが、リームちゃんの両親と8人のきょうだいを含む19人が殺された。
◆8月14日 ガザの死者4万人に迫る 感染症拡大の危機も WHOがポリオ・ワクチン搬送を計画(産経新聞)
軍事攻撃とイスラエル軍の指示で何度も避難を強いられてきた住民は体力を消耗し、支援物資が届かず、栄養も取れず、感染症の拡大が懸念されている。13日現在、死者数は3万9929人。がれきに残された約1万人は含まず。死者18万人だとの学者もいる「ガザは戦争ではない。イスラエルのジェノサイド(集団殺害)だ」(女性ジャーナリスト、エスマットさん)ガザの全人口の約9割が避難民で、避難回数が10回に及ぶ人もいる。軍はガザ南部などで相次いで避難勧告を出し、避難場所に指定した「人道エリア」も爆撃した。衛生環境は劣悪で、世界保健機関(WHO)は7月末、汚水のサンプルからウイルスが検出され、住民がポリオ(小児まひ)ウイルスに感染している可能性が高いとした。ポリオは口から入ったウイルスが神経を侵し、手足などのまひを引き起こす。10万人以上にA型肝炎が疑われる黄疸(おうだん)の症状が出ており、50万人が下痢に苦しんでいる。
◆8月14日 (産経新聞) 米国務省は13日、イスラエルに対するF15戦闘機50機や空対空ミサイル30発、戦車用砲弾3万発超など計200億ドル(約2兆9千億円)以上の兵器売却を承認したと議会に通告した。
◆8月14日 国連安保理、イスラエル軍のガザ学校爆撃を批判 パレスチナ「言い訳するな」(産経新聞)
国連安全保障理事会は13日、10日に爆撃したガザの学校で、避難していた女性や子供を含む民間人が多数死傷したことを受けて会合を開いた。15理事国全てが爆撃を批判し、米国などが停戦と人質の解放の実現を呼びかけた。フランスや韓国、中国など9カ国は爆撃を明確に非難し、英国や日本など他の6カ国は「驚愕している」と自制を求めた。パレスチナのマンスール国連大使は、目を閉じて自席に座るイスラエルのエルダン国連大使に「目を覚ませ、言い訳をするな」と声を荒らげた。エルダン氏は、爆撃したのは「ハマスの作戦拠点がある危険な学校だ」と反論し、自らの発言を終えると早々に退席した。
◆8月14日 イスラエル閣僚が聖地訪問 「礼拝許可」主張、ハマスは反発(時事通信)
極右政党党首ベングビール国家治安相は13日、エルサレム旧市街にあるイスラム教とユダヤ教双方の聖地を訪問し、「ユダヤ教徒の礼拝を許可する方針だ」と表明した。ハマスは「パレスチナ人への攻撃だ」と反発。イスラエル首相府は同相の発言を否定した。 聖地はイスラム教で「ハラム・アッシャリフ」、ユダヤ教で「神殿の丘」と呼ばれる。ユダヤ教徒は訪問できるが、礼拝は認められていない。
◆8月14日 イスラエル極右閣僚に内外から反発、聖地で礼拝許可要求(ロイター)
ネタニヤフ首相は直ちに声明を出し、この規則(礼拝できない)に変更はないと強調。「神殿の丘について国家治安相や他の閣僚による私的な方針はない」とした。アッバス議長はベングビール氏の訪問を「挑発」と非難し、米国は介入すべきだと述べた。ブリンケン米国務長官は「エルサレムの聖地の歴史的現状を露骨に無視した」「挑発行為は、停戦を実現する外交努力を無視し悪化させるだけだ」と述べた。
◆8月14日 ハマスに「完全勝利」は無意味 イスラエル国防相発言、首相府が批判(朝日新聞デジタル)
ガラント氏が12日の国会の委員会で「『完全勝利』についての議論は無意味だ」と戦闘継続に固執するネタニヤフ氏の方針をこき下ろした。
◆8月14日 ガザ停戦協議、失敗ならイスラエルを直接攻撃=イラン当局者(ロイター)
イランは、ガザ停戦協議の失敗やイスラエルが交渉を長引かせていると判断したら、ヒズボラなどとともにイスラエルに直接攻撃を仕掛けるという。イランはここ数日、西側諸国や米国と頻繁に対話し、全面戦争を回避し立場強化のため、ガザ停戦への関与に積極的だ。停戦協議への代表派遣を検討し会議に直接出席しないが、米国との協議を行うという。
◆ひかるの呟き◆
生まれて生きるためにガザの空気を吸っただけで殺すのか!イスラエルは空爆しなくても感染症で殺す。停戦を期待などといいながら、イスラエルに武器を売却するバイデン。アル・アクサを踏みつけ挑発し、攻撃継続の理由を自作するイスラエル。ガザの人々はシンワルが停戦協議に行くことを期待し噂している。一刻も早い停戦!できることはやろう。