ガザ・パレスチナと共に生きる 白杖記

◆ひかるの呟き◆12/13&12/14

停戦交渉の内容が少し報道された。報道によれば。エジプトが新提案をしたようだ。具体的な内容はよくわからない。イスラエルのパレスチナ、レバノン、シリアに対する軍事力を振り回す強硬な態度には言葉がない。自衛権で押し切るイスラエルを国際社会は止めることができないのだ。イスラエルは当然にも莫大な軍事費が必要だ。
米国が支えているからできる軍事行動である。米国だけではない。どいつもそして日本もだ。日本は年金積立金管理運用独立行政法人・GPIFがイスラエルの国債や再建に2300億円を投資している。このお金は将来の年金のために日本国民が積み立てているお金だ。そのお金でイスラエルはパレスチナで大量虐殺を実行している。米国の軍事支援に比べると小さい金額かもしれないが。日本国民が積み立てている年金がイスラエルの軍事費に転用されていると言って決して。言い過ぎではないと思う。無関心はとんでもないところで人殺しにお金を貸し付けていることを、見過ごしてしまう。ガザ停戦を進めるためにも。日本政府に2300億円を引き揚げますよと言わせるのは有効かもしれない。それは誰でもない私たちのやるべきことだろうと思う。国会質問で取り上げてほしい。
 ガザでは市場に少しだが品物画出始めているようだ。値段はすさまじく高い。高い値段の小麦粉の袋にはUNRWAと書かれているものが堂々と売られている。強盗団が市場に高値で売っているのだろう。ガザの人々からむしり取るような連中の出現はどこにでもある。かつての日本の闇市もそうだった。闇市でぼろもうけした連中が、一夜明ければ政治家として涼しい顔をして登場する。ガザでも、強盗団は一夜明けて停戦が成立すれば、知事や市長になって涼しい顔をするのだろう。ハマスの支配を終わらせるというイスラエルは、ガザの有力一族を抱き込もうしている。ガザの強盗団は、最初はハマスに援助され、大きくなっていくが、利権・分け前をめぐってハマスと対立、そうい強盗団をイスラエルが抱え込み、戦後のガザ当地の傀儡政権に据えようというのだ。強盗団もハマスもイスラエルの掌で踊らされているのではないだろうか。一刻も早い停戦の実現を。

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