こんにちは、おおくぼです。
最近、我が家が賑やかです・・・。
それというのも夫が町内会の役に就いてから(←おおくぼ大反対だった)
会報その他の配り物、役員会議、地域イベントへの参加や市民センターでの当番などなど・・・
今までは最小限な近所付き合いだったのが、劇的に拡大。
おおくぼが庭に出ていると
今までは挨拶程度だった人たちが、立ち話にまで発展。
敷地内に入ってきて、金魚水槽を覗いたり、植木や花を見たり・・・。
皆さん、よっぽど我が家が気になっていた模様・・・
他にも
外出から帰ると、玄関前に唐突に野菜があったり。
バラの花束が置かれていたことも。←これはバラ爺の仕業。ロマンチック?
窓越しに出来たて焼き豚を貰ったこともあります。←ホイルで包んであるだけのをホイ!と渡してくれた。熱いから。それ・・・
この前は、突然家の前にプランターに植えた状態の青シソが出現
何かと思ったら、ご近所さんが増えすぎたからと置いてったものでした・・・。
皆さん割と敷地内にグイグイ来るので驚きましたが、有り難いことです感謝
さてそんなご近所づきあいの中で、ちょっとイラッとした事件が・・・。
その人は一言で言うと「正義感の人」。仮にAさん(中高年女性)と言っておきます。
夫が独身の時、よくお惣菜を作って持ってきてくれたそうで、おおくぼが引越してきた頃も、何かと気にかけて地域のことを教えてくれました。
地域の高齢者の足となり、自分が車を出して病院や買い物、ちょっとした日帰り旅行(お弁当も作る)などに連れ出してあげたりしている人。とにかく親切なのです。←その割にAさんのいい噂は聞かなかったのが不思議ではあった
そんなAさんと畑仕事を一緒にするようになり、作業しながら彼女の半生(!?)の話を聞いていると。
親分肌で面倒見が良く、働き者。しっかりした価値観と倫理観。ストレートな物言いだけど、弱きを助け強きを挫く正義漢。そんな印象。←自分でもそう言ってた
ちょっと独りよがりなカンジもありましたが、おおくぼが週末里親をしているのも知っていて、里子との野菜の収穫も勧めてくれました。・・・が・・・
お言葉に甘えて子供を畑に連れて行った日。事件は起きます・・・
待ち構えていたAさんは
虐待経験があり、お話がなかなか出来ない子に「そんなに大きいのに、挨拶もできないの?」と言い放ち
(事前に子供の特性は伝えておいた。いろんな経験をさせたいと思って畑に連れ出したのに・・・失敗だった)
おおくぼには「挨拶くらいさせなさい!躾がなってない!」とのお叱り・・・。←私が育てたワケではない・・・
確かに
挨拶を返せなかったのは、足りない(悪い)と思う。
でも
この子にだってそうなった事情はあるでしょう。その背景も考えずに断罪するってどうなのよ。
また続けてAさん、
「歌を歌わせなさい、こういう子には!」
・・・・・。だから貴方の言うように朗らかにご挨拶&歌えるような子なら、今ここにいないのよ。
(ちなみにこの前に家でおおくぼが歌ってみたが、完無視され、空しい風が吹きました・・・)
これからそうなるためにここに来ているのに
とりあえず子供にジャガイモをバケツ一杯収穫させ、早々に退散したおおくぼでした・・・。
家に戻り、気を取り直して子供とオヤツに。おおくぼが用意していたのはケーキとゼリー。
それからさっき帰り際にAさんに渡された、手作りのお饅頭。急いで作ったというお饅頭は、皮が厚くボコボコ不格好で、鬼饅頭みたい。(←でもこういう所を見ると、Aさんが子供を歓迎してくれていたことが分かる。あんなこと言ってても)腹が立ったのでそんなもの捨ててしまいたかったのですが、子供の手前、そういうわけにもいかず・・・。
「○ちゃんのためにさっきのおばちゃんがつくってくれたんだって。」と渡したところ
その鬼饅頭を子供はとても嬉しそうに頬張っています。
その様子を見ながら思ったのは
持ち前の正義感に燃え、間違いを正してあげようとしたAさん。
残念ながら虐待や放置を受けてしまった子供に対して
挨拶を始めとした社会のルールなどを教え、子供の日常の生活を支える施設側と
決まった大人との愛着を形成させ、子供の精神の安定を図ろうとする里親側。
常にこの二者が連携して一人の子供に向き合っています。
いろいろ言いたいこと、足りないと思うことはあるでしょう。
でも
自分の常識を振り回し、相手の状況を慮る事が出来ない行動は、果たして正義と言えるのか?
いろいろ考えさせられる事件です・・・。
でもナイショで一度言わせて
Aさんのクソババァ~~~←チョットスッキリ
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