文鳥雛生後２７日～２１日の５羽

文鳥雛生後２７日～２１日の５羽

貧乏は悲しくはない。

びんぼうでも家族がいて楽しければいい。
今は、びんぼうで家族もいなくて楽しくない。

小鳥たちと過ごしているが、それでも夜中はさみしい。
風の音が、廊下に響いて眠れない。

まるでお化けのように物音が響く。
恐ろしさと、耳障りで嫌になる。

金持ちだったら幸せだろうか。
それとも今のままならいいのだろうか。

私は不幸でもないけど、幸せでもない今がいい。
一人がいいから一人でいるのだ。

さみしいのはたまに感じるけどそれは気紛れだ。
いつもは物音がいやになるだけの悩みはある。

夜中の足音のようなものはねむれない。
貧乏だから、建物が古いから響くのだろう。

風よりも怖い、ミサイルが来そうだ。
北朝鮮に、殺される日が来てもあきらめよう。

もう日本はミサイルでつぶされるかもしれない。
北朝鮮に殺されても、今よりは不幸ではない。

びんぼうで生き延びるよりも、北朝鮮に、
殺された方がいいのかもしれない。