もんく [とある南端港街の住人になった人]

今週は忙しかったのです

今週は全然更新しませんでした。たまたま仕事が忙しくなってしまって帰りが遅くなったので眠るのを優先しました。一緒に朝から遅くまで働いていたマレーシアの人達、そしてネパールやインドネシアから来た人も今頃は家でゆっくりしているでしょうか? 中にはその前の週から2週間も休み無しで働いていた人もいました。もしかしたらネパールの人は今日も、そして今この時間も働いているかも知れません。私の周りにいる人は単純労働系の仕事ではないので仕事は少し複雑であったりいつもと違う事をしなければなりません。とてもお金のためだけではやっていられないように思います。よくこれを何年もやり続けているものだと感心するばかりです。

こうして仕事ぶりを見ていて一番日本のそれと違うと感じるのはそれぞれの役割がきっちり分かれていること。日本の場合は1つの部署の中のにいる人は"同じことをする人"なのですが、マレーシアの場合はみんな"違う事をする人"で構成されています。だから1つの仕事を完成するのにどうしても人数が不足するなどの場合を除けば不要な人は集まりません。そして役割以外の事をする事は基本的にはないのです。

ですから若くてまだ経験が浅い人もその逆の人も対等に話をするし決定もします。これは傍から見ていて快いものです。しかしながらこれが悪く働く場面もあります。例えば、スケジュールされた仕事が他の人の仕事の遅れによって遅れてしまう場合でもそれは自分のせいではないのでどうにもならないままになる事があります。

そうした場合は日本方式の方が力を発揮します。特に自分の権限外の事でも何とか誰かと交渉するなり工夫して"調整"しようとします。これも仕事の内容がはっきり決まっていないからでしょう。

ただ、マレーシアに来ると日本人であってもある機能を割り当てられることになります。私の場合にもそれはありますが、実は適当に解釈するようにしています。彼らと同じ事をやっていてもそこにいる意味が少ないと思うからです。


よく日本は(政治や社会や会社などの)システムがしっかりしているのだろうと言われます。日本がこれまで世界の中で上手くやって来ることができたのはシステムがしっかり作られたからだろうとマレーシアの人は解釈するようです。結局それはマレーシアの人達の志向がそうだからで、実際に日本のいろいろな部分のシステムがしっかり出来上がっているかと言うとそれは全くそうではないでしょう。

そう言うわけで、今週忙しかったのはみなさんのしない、仕事と仕事の隙間埋める事が重要だったからです。普通にマレーシア的に仕事をするのであればそこに居なくても良い場面も多いわけですがそれではせっかく日本から来た意味が無いのです。

そうしたやり方をすると自分へのメリットも出てきます。いろいろな所に顔がきくようになりますので多くの人が、権限のある人含めて頼み事をよく聞いてくれます。無理が利くようになるのです。まだ半年しかここにいないのに自由に仕事場を歩くことができて面白いものです。年功制の色が強い日本ではあまりできない体験かも知れません。





スクーターのブレーキパッドを交換。 18リンギット。
前輪ディスクブレーキのパッドが斜めに減っているようだったので新品に交換した。キャリパーの動作が均等でないのかも知れない。交換の時にガイドレールにグリスアップすることで対処できるかと思うが使ってみなければわからない。とりあえずブレーキの効きは悪くないので1年もてば良いだろう。

近所のモスクの駐車場で夕市のようなイベントが行われていた。ブレーキ交換してくれた中国系バイク屋が参加していた以外はほぼ100%マレー系の人達だった。ナシ・アラブ(アラブのご飯)の屋台が出ていたので注文してみた。肉はカンビン(ヤギか羊)を選んだら蒸した肉でけっこう量があったのと味も美味しかった。ご飯は斑に綺麗な黄色で着色されていて辛味ソースとキュウリの漬物が付いた。

帰宅が遅い時には家でサラダうどんを食べる。スーパーで売っている茹でうどんにふやかしたワカメや野菜、缶詰コーンに醤油とオリーブオイルかごま油をかけて食べる。キャサリンさんが作る火を使わない料理だ。
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