サンウェイのジャスコで格安の29リンギットであったのが、ジャスコカード・カード会員(クレジットではなくてポイント・カード)にはさらに15%引きで24.65リンギット(690円)。残り在庫が少なく箱も汚れていたので処分品だったのだろう。ありがたいね。

この種のサンダルの普通の値段は60リンギット(1600円)程度なので値引きが無くても半額だった。ナイキとかアディダスだと最低でもそれに+100リンギット。日本だったらそれでも高いとは言えないけれど、マレーシアだとどうしても安いものになる。24.65リンギットだと感覚的には2465円に見えてしまう。
ちょっと前に流行ったクロックスなんてまともに買うとけっこう高いらしいけれど、クロックスっ"ぽい"サンダルで良ければマレーシアだと10リンギット(280円)から買える。クロックスの名前が入っていなくて、クロックスには無さそうな変わった色とかちょっとデザインが違っているだけであまり違いは無さそう。(クロックスの名前が入ってしまっているものもよくあるけれど。)クロックスだからじゃなくて安いからみんなはいているみたいだ。
マレーシアでも日本で売られているような良さそうな靴もちゃんと売られている。この程度の物価の国でそれはちょっと高すぎるのかなあ、と思う。けれどもこれでもちゃんと買う人は一定数いるようでお店がそれで成り立っているから不思議。輸入関税で何倍もの価格になっているBMWとかポルシェなどがけっこう走っているのでそれに乗っているような人は買うのだろうか? そう言えば、このアパートにも大きめのBMWとかメルセデスとかホンダなんかに乗っている人が住んでいるのもちょっと不思議。マレーシアでは中流家庭が住む月3万円以下のアパート(日本だと団地に近い)なのに。
ジャスコでサラダ用のゴマ油を1本買った。
食品は今、ジャスコ・カードだと5%引きになる。なのにレジ係は5%引きにはしなかった。キャサリンさんはレジ係にかなり怪しいマレー語で今日は5%引じゃないの?、と言った(らしい)けれどレジ係はそうではないと言い張る。レジに人が並んでいて時間がかかると悪いのでキャサリンさんはサービス・カウンターに行く。
サービス・カウンターでもさらに怪しいマレー語でゴマ油は5%引きになるのかと思ったけれど引いてくれなかったと言った(想像に間違いがなければ、たぶん、そう言ったつもりなのだと思う)。係りの人はもう一人の係員に確かめて確かにそれは5%引きになるはずだと確認。レジにゴマ油とレシートを持って行って5%を確保してきてくれた。
あれでよく話が通じたものだと感心する。
たまにマレーシアの日本人掲示板でスーパーなどでこんな事があったけれどそれはどうなのかと言う質問をする人がいる。よくわからないけれど、キャサリンさん程度のびっくりするほど怪しいマレー語でもこうして5%が返ってくるのだから、誰でもおかしいと思ったらその場でとにかく言ってみればどうにかなるのじゃないかと思うのだが、どうなのだろう。
キャサリンさんのマレー語は「指差し会話帳」の中のたぶん3%ほどまでしか覚えていない。普通に言って、あれが人間の発する言語だと言えるかどうかの限界かもしれない。猫がご飯を欲しがるときににゃーと言い、怒るときにニャーと言うのと似た感じなのだ。何しろとりあえずその場で言ってみることなのだな、と今日は勉強になった。
一番上の写真はコンビニのKKマートの店頭にあるポスターとカゴ。これは何を言いたいかと言うと、刑務所に入っている人たちのために本を寄付してください、と言う内容。
KKはどう言う店かと言うと、セブンイレブンと同じ小店舗のコンビニ・チェーン店だけれどもセブン・イレブンほどキレイな感じではなく個人商店かなと言うような感じに見える店。でも何でも安いし店員の愛想が良いのでファンは多いかもしれない。
刑務所の人たちに本を送ると言うのはなかなか良い試みだと思います。