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もんく [とある南端港街の住人になった人]

マレーシア的にちょっとしたお金にまつわる話

3000リンギ以下の収入の人にはお金が配られる。
マレーシアも日本もこう言うやり方は似ている。

3000リンギがどの程度かと言うと、
最低賃金が1000リンギだから、日本だと15万円として考えると...
計算上150倍すれば良いのだから
3000x15=450000
何と月給45万円レベルにまでお金を配ると言う事になる。

最近平均賃金が高くなったとは言え、そんなのほとんど全員じゃん!
と言うことになる。


それで、そのお金受け取りに行くのに会社半休にしたりして....。
半休は良いけど、休日に支給するとか振込にするとかできるだろうに!
だって確定申告すると戻ってくるのは銀行の口座だ。
なぜこの21世紀になってわざわざ窓口行かなきゃいけないんだ!

と言っても、悪いけど将来のこの国の財政がどうなろうと
それは知った事ではないわけで...
まあ、それは日本だって同じだが。





ちょっと前に日本から人が来ていて休日に試験しないといけなくなった。
仕方ないので5人ほど土曜日休んでもらって日曜日に出勤してもらった。

先日、給料が支給された時に彼らの給料は全然前の月と変わらなかった。
休日出勤しているのに。
また人事が勝手に休日給料を平日振替でやってしまったのだろう。

こう言うところはあまりちゃんとした規定が無いらしい。
ある程度法律に従って計算していてクレームが無ければマレーシアは許される。
公休なんかもある公休は振替可能になっていて、
スルタンの誕生日とかは不可能なのだ。

公休に仕事をさせると3倍払わないといけない。
休日は2倍だとか。
普通の事業所はそれが嫌なので振替扱いにしたり
残業扱いにしたりして支払を少なく計算しようとするのが普通とか。


が、そんな事やられると、年に1度あるか無いかと言う時に
作業者は誰も協力してくれなくなる。
実際にその不明瞭さが嫌で、と言うか通常出勤日に休んだとされて
基本給減らされるのが嫌で協力してくれない人もいる。

もちろん、それについて文句なんか言えない。
だって労働者はお金もらうためだけに来て働いているわけだから。
不利になるかもしれない事なんてやるわけがない。

そう言う事をまるで、何も考えないで勝手に給料を安く計算しようとする。
そこは節約するところじゃないと言うのに。
額面だってだいたい1人40リンギ程度、日本円で1000円かそこらだ。
休日出勤のために仕出し頼んだと思えばそんなものなのだ。
後で抗議しておこう。
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