やっとレコード再生ができるようになった。
予備カートリッジ(上)と本来このプレーヤーに付属していたカートリッジ(下)の両方が到着し、取り付け・・・ようと思ったが、ヘッドシェルに付属していたネジ長が5ミリで、長さが不足していた。すぐにホームセンターに行ってSUSのM2.6x10の3本入を買った。本当は8ミリネジと12ミリネジの2種類を買いたかったし、材質も真鍮かアルミかプラスチックにしたかったのだが売られていなかった。SUSだとヘッドシェルが錆びるので長期的にはよろしくない。(豊富にあるニッケルメッキネジは別の意味で論外) 仕方ない。
ところで、レコードプレーヤーは手動でセッティングしなければならないことがある。
1) オーバーヘッド(針先とターンテーブル中心の距離)
実は今回使ったオーディオテクニカのヘッドシェルはネジ穴が2ポジションだけなのでちゃんとは調整できない。でも、±3ミリ以内なら大丈夫らしい。
2) 針圧
これを調整する前にアームがヤジロベエのように釣り合ったゼロ圧ポジションを探しておかなければならない。長いことプレーヤーなどいじっていないのでどうやるのか忘れていた。ともかくアームのお尻のウェイトを回して釣り合ったポイントを見つける。その状態で目盛の描かれたドーナツ形状の輪を回してゼロ位置に合わせる。そこからウェイトを回してカートリッジの推奨針圧にする。
3) アンチスケーティング調整
アーム根本にあるダイヤルを針圧と同じ数値のところに合わせる。
というわけで、フォノイコライザー無しでプリアンプのLINE入力に繋げてみたら音が出た。昔のラジオみたいな音だが。アンプの方はそのうちどうにかしよう。レコードに関してはここで一旦中断ということにする。
今日はここで終わり。