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もんく [とある南端港街の住人になった人]

レポートの質は仕事人の質

新しく入った2人のリーダー格にレポートの練習をさせたい。

できれば文書にして書いて欲しいところだけれど、
まずは書かなくてもちゃんと報告らしい報告ができれば良いなと思っている。

こう言うところもマレーシアはかなり弱い点で、
それがちゃんとできる人間なんて、たぶん、ほとんどいない。


まして、あの2人は工業高校卒程度のレベルなので
論文なんて書いた事はないし、実験レポートだって書いたことあるかどうか???
と言うようなレベル。

でも、逆に先入観無く受け入れる事ができるかもしれないな、と思う。


が、変に障害になるのが、その間にいるアシスタントの存在。
これがまた、大卒レベルのはずなのに報告書が全然書けない。
毎週の週報があるのだけれど、その質も全然ダメ。
仕事量も少ない。

書けなくて評価できもしない人間がついているから
あの2人もなかなかできるようにならない。
どうにかしないと。




マレーシアでは生産できてるから良いんだろう、的な考え方が蔓延している。
レポートは付属品。

でも、自分の考えがまとめて言えたり書けたりして、
他人が納得する、納得まではいかなくてもわかるとか、
それに対して意見を言わせる事ができないとちゃんと仕事ができているとは言えない。

論文の評価はどれだけ引用されているかと言われるけれど、それと同じ事。



書けない、書く訓練ができていないと言うことは、
文書になっている物、つまり誰かのレポートやら本やらを読んでいないのだろう。
読む人が少ないと書く人もいないと言うわけで、きっとそう言う悪循環。

大卒レベルだって相当高いレベルの大学でもないとそんなものなのじゃないだろうか。
日本だって大学生でほとんど何も読まない人がいるわけだし、そう思えば...
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