もんく [とある南端港街の住人になった人]

映画「rumble fish」 -信号機は今何色?

人材派遣のスタッフサービスのテレビCMって面白いよね。
会社が2つの派閥に分かれてシーソーゲームしてたり、部長代理と補佐がタクシーを譲り合ってたり、外からみればどっちでも良い無意味な事なんだけれど。

人は自分が狭い世界の住人だなんて思わないもので、その狭い世界でいかに快適に過せるかって事だけに関心を持つ性質があるらしい。そんなだから全然別の見方をする人がいるなんて想像できないんだろうなあ。


人はよく物事を「良い」「悪い」で判断する。
これは良い事であれは悪いこと。そうして見てみると、世の中は良い事と悪いことに分類できる。そうしておけば世の中は生き易い。悪いものに近づかないようにして、良いものと仲良くしておけば間違いないからだ。

でも、ちょっと待って。
良いものと悪いものに分けた世界をちょっと引いて見てみる。
そこには広大な無関心と言う別の世界が開けているって事に気づく。
「良い」も「悪い」も関心を持てた小さな認識の世界。その周りには何十倍、何百倍も広大な「関心の無い」世界が広がっている。


人間の認識できる世界なんて狭いもの。そこから少しだけでも外に出て行って外の世界を見られたら、少なくともそんな世界があるって事を想像だけでもできるなら、人生はもっと別のものになったかなあ。


(結果:名作かも。)


闘魚と言えば台湾の雑貨屋さんでよく見かけます。日用品雑貨の棚の上の水の入った使い捨てプラコップの中に居て。餌をもらえてるのか心配になる位雑に扱われているように見える。値段も安くて100元程度(350円)。それにしてもあんな小さなコップの中で向きを変えるのだって大変だろうに。あれでよく生きてるものだ。
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