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もんく [とある南端港街の住人になった人]

やっぱり最後は教育なのだろう

マレーシアで仕事をして
マレーシア人を見て
外国人労働者を見ている、
やっぱり最後は教育なんだろうなあ、と思う。

今後、どうあっても中国はじめ他の国々の経済力は強くなる。
て事は、相対的に日本は弱くなる。
普通だろう。

で、国が弱くなったとして、
それで全然ダメなのか?と言うと、
別にそうでもない可能性もあると思う。

なぜなら国と言うものと自分と言うのは同じではないわけで、
国がダメになったから自分までダメになるってわけでもないだろう。

イチローが日本人だから日本人全部が凄いわけではないのと反対で
日本がダメだとしても自分がダメと言う事もない。


でも、逆に言えばイチローなどと同じ事で自分の価値を維持しないと
国と言う船と一緒に沈没する可能性は無いとは言えない。
で、やっぱり人に必要なのは教育なのかな、と思う。
何が無くても、腹は多少減っても。

マレーシアみたいに経済を上げるには
自動車作ったりすれば良い。
働いてお金を持つ人が増えるとそんな事は結構簡単にできそうだ。
でも、それすらどの国だってある程度できる。
でも、この場合、人々は国の方策に完全に異存している。
97年頃のアジア通貨危機と同じような事で
個人には何もできる事がない。
大きな船と一緒に沈むしかできない。

それを回避するには全員が小さな船に乗って
全員がその船頭さんになって船を漕いでいるような感じになるのが
良いように思う。

戦艦大和とか武蔵とかであれば爆弾落とされれば
被害の無い部分も含めて全部が沈む。
小さい船がたくさんの場合は沈むのは本当に被害が出たところだけだ。
その小さい船を一人ひとりが漕げるようになるには
やっぱり教育が要る。

今のマレーシア、
いろいろな人がいるにしても
ほとんどの人が漕げない人に見える。
もし国が危なくなったらある人々は海外逃げるかもしれないけれど
だいたいはそのまま沈むしかないだろう。

振り返って日本人はどうなのか?
ちょっと難しい。
自分が日本人だから自らの事がわかりにくいと言うのもあるし、
日本でいただける教育が大洋を漕ぐのに十分かどうか?
なかなか判断し辛い。
しかしながら最適でも最高でもなさそうではあるので
今後何か考えて行くのは必要と言うのは確かなのだろう。
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