もんく [マレーシアで働いて13年→2022猫を連れて日本]

最後の予防注射・最初で最後の年賀状

去年の中頃から肝炎の予防注射を受けていたが最後の1回が今日になった。

去年末にたまたまお医者さんに会ったので聞いてみたら年末にやると言う。実際には実現しなくて今日になってしまった。今日の注射は今までになく痛かった。肩のちょっと下のあたりに太目の針を真っ直ぐに刺した後、ヤクルトの半分位の量のワクチンをかなりのスピードで入れた。筋肉の一部分が裂けてそこに鍾乳洞ができたようだった。こんなダメージを受けても人間は生きていられるものなのかと逆に感心してしまう。


家に帰ると今年初めて、そして多分最後の年賀状が届いていた。

写真が何枚もプリントしてあって一見して誰がどうみても親馬鹿の誰かだろうと思った。さて、こんなに大きな子がいる友人がいたっけな?、と思ってよくよく眺めてみると、自分のブログを閉じて一人の部屋で建築の本を何冊も何冊も読みながらみんなを見返してやろうと狙っているあの男からだった。

世の親と言うのはどうして?、と思う位に子が大切なものらしい。こうした年賀状を出してくる人は必ず子の写真を大きく自分の写真は小さい。たまに子の写真だけで出してくる人もいて表の小さな字で書いてある差出人の名前を読むまで間違って配達されたのかと思うことすらある。子供が4人いる弟もそうだったし高校時代からの友人の年賀状もそう言うことがあった。

親と言うのはそう言う存在なのだなあと思う。

偉いなあ。けれど、もうちょっと自分自身の見せたい写真を大きくしても良かったのじゃないでしょうか。年賀状ありがとう。



年賀状は1枚しか来ないけれど、最近メールが少し多い。

ほとんどが求人関係だ。一昨年、求職していたのでいろいろな求人サイトに登録して海外で働けることを条件設定していた名残だ。あの時はそんな事をしてもほとんど無駄だったのに今になってこうやって求人が多くなってメールが来るようになるとは、皮肉なものだ。役に立って欲しいときに役に立たない求人サイトなんて何の意味も無いのに。今頃何だって言うんだ。

メールをよく送ってくる最大手求人情報サイトは登録件数が多くて一見凄そうだけれど、あれは一番役に立たない。注目度で上位数%程度になっていないと何もならない。登録数が多いと言うサイト宣伝のために登録してやっているようなものだ。何万人も登録しているからと言ってコンサルタントがそれに対応するほど多くいるわけはないので結局登録しているだけに終わるのがオチなのだ。お役所仕事のハローワークとどっちが良いのかわからない。

これから求職する人は気を付けた方が良いと思う。



ついでだけれど、最近ちょっと思うのは日本人の場合、自分と同じ位の年齢(40代)の人があまりコンピュータを使わないらしいと言うこと。別に普段の生活では要らないのかもしれないけれども、急に求職が必要になった場合、どうなるのだろうとちょっと心配になる。マレーシアに関しても通常業務でコンピュータを使うのは大前提なのでそのあたりは必ず最初に聞かれた。多分日本でも同じだろう。今時終身雇用を前提に生きられる人はそう多くないだろうからちょっとは使っていた方が良いのじゃないだろうか。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「2年目のマレーシア」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事