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もんく [マレーシアで働いて13年→2022猫を連れて日本]

監視カメラはマレーシアの必需品

工場に監視カメラが付いた。前にも古いのがあったにはあったが古いシステムだったからあまり使えていなかったので今回新しくなった。解像度がちょっと良くなって、加えてインターネット経由で家に居る時も工場の中が見られるようにもなった。

早速iPadにアプリをインストールしてはみた。データ通信量が多いらしい。ま、緊急時しか使わないなと思っている。



マレーシアの場合、工場なんかには監視カメラを付けるのがけっこう多いように思う。理由は2つ。1つはセキュリティ。泥棒が入ったりした時に証拠を残す事。2つ目は従業員の監視。

この2つめはきっと本当の目的なんだと思う。なぜかって言うと、基本、マレーシア人は部下含めた従業員を疑ってかかるところから出発しているからだ。自分は全然そのモニタを見たことがないけれど、たぶん監視して後でああだこうだ言うのは出てくるだろうと予想している。

そう思うと余計な仕事が増える気がして....なのである。



よく人は期待したように動くとかそうなると言う。それは確かにある事だろう。でも、マレーシア的には上司は部下に命令して仕事をさせるものって所で止まっていて、マネジメントとかそう言う類の発想が全くない。(本屋に行くとアメリカとかのそう言う本はたくさん出いてるみたいだが。)そもそも偉ぶったり威張ったりして自分が正しくて誰かが間違っているとかレベルが低いとか知識が無いとかそう言うところなので監視は必要なのだろう。

それで強く言うとその場で言う事は聞くような感じになるが、その場だけになって隠れてサボるとか悪い事するって発想になる。そうなると尚の事監視カメラが必要になってくる。

卵が先か鶏が先かみたいな事をずっとやり続ける。


...こんな物に投資するのになぜ路面のコンクリートが割れているのは後回しなんだと思わないでもない。
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