もんく [とある南端港街の住人になった人]

映画「It's A Wonderful Life」 -教科書

邦題は「素晴らしき哉、人生」。
この映画の素晴らしさは言うまでもなし、と言っておこう。古い映画なので語り尽くされているだろうし、それにディズニー映画のようなファンタジーだから何も説明するまでもなく楽しめるし涙ぐめると思う。

そう言うところ意外で興味深いのはスピルバーグのファンタジーやスパイダーマンのヒロイズムやハリウッド映画のほとんどに含まれる道徳観などがこの1946年の作品にも既に全部含まれているのだという事。新しい映画でどんなに驚かされても感動させられてもやはり作品と言うのは宇宙空間にポツリと単独で存在するものではないのだとわかる。もちろん他の芸術作品もそうだし建築であってもそうだから想像できない事ではないのだけれど。作品と作品は互いに対話するように存在しているのだなあ、とよくわかる。だからと言って新しい作品の価値が薄いと言うのではい。逆に、たまにこう古い作品を見てみるのは新しい作品を見る楽しさを増してくれるものだ。


500円DVDが書店に出て久しいけれども、この世界名作映画ベストセレクション(永岡出版)シリーズは390円だった。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「映画って !」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事