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もんく [とある南端港街の住人になった人]

「変える」は仕事なのか?

あなたは何か「変える」事を仕事にしていますか?

自分の周りを見渡してみる。
何か変えている人はいるだろうか、と。
ちょっとした事でも、大きな事でも。

オフィスのイスに座って何かしている人が大勢いる。
その人が何か少し便利になるようにしたり、
不都合を都合よくなるようしたり、
わかりにくくても昨日と違う何かをしようとしたり、
しているだろうか?


昨日と同じように何かをして
時間が経ったら帰る。
また次の日も同じようにして
時間が経ったら帰る。



世の中にはこの観点から見た場合2種類の人間がいるらしい。
「変えようとする人」と「流そうとする人」。





昨日、工場の作業現場にドラム缶が置いてあった。
普段そこにはそんなものは置かれていない。
置くべき場所として指定されていないので
床に黄色い線が引かれていない。

誰が見てもわかる。

が、誰もそれに反応しない。


マレーシアで給料取りとして入ってくる人間は
だいたいそんなものだ。
それは自分の仕事でない。
それが不都合なら自分以外の誰かが悪い。
そもそも生産さへできていれば他の事は...
いつもと手順が違おうとかまわない。

結果は推して知るべし。


たまたま見つけたドラム缶、
そこから何か問題点があるのではと考えたり
何かすべき事があるのではと想像したり
そう言う発想をする人間がほぼいないと断言できる。

つまり、現場管理人であっても中間管理職であっても
ほとんどが周りの歯車に同調しているだけなのだ。

中間管理職にたまたまなているけれども
こうして外国人労働者がいなければ
きっと彼らは単純労働者だったのだろうな、と思う。
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