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もんく [とある南端港街の住人になった人]

過去を振り返って読んでみる

ブログと言うのは過去を振り返るには良いものだと思う。

今朝、ふっと過去の事を思い出した。
過去と言っても何十年も前ではなくて、
マレーシアの最初の仕事の終わり頃の事を。

あれは2012年の後半、もう5年近くも前になる。
その年の中頃に日本の親会社が民事再生法適用会社になって
マレーシア工場が閉鎖される事になった。
別にマレーシア工場が悪かったわけじゃないのに。

それまで会社に貢献してきた人たちが冷たく扱われるようになった。
会社はいろいろな事、つまりその後の事について、
ほとんど何も説明しなかった。
ただ、早く人を追い出そうとだけしていた。


会社が潰れると言うのはこう言う事なんだな、と、
その時初めて実体験したのだった。

そうしたどうにもならない状況の中で
説明したりしないで追い出すと言うのは必要な事なのだろうか?
ダメはダメだろう、それは決定している。
金銭的にもうどうにもならない、従業員だってそこにいても
そのうちもう給料は出なくなる。
そんなのは誰にも容易にわかる。

出がけにむしり取っていくような物だってあるわけでなし。
誰かが残って誰かが離れるって状況でもない。
全員そこにもういられないのだ。

その状況で経営者やそれに準ずる人間が本当に何も一言も発しなかった。

それで....終わり。



あの頃、自分は何を思い、何を書いていたんだろう?
全部は読めないが時間を追って少し読む。

良く書いている。
びっくりする位いろいろ書いている。
けっこう自分なりにしっかり書いている。

でも、肝心な事が書いてないように見える。
無意識に、それとも意識的に避けていたのか?
けれど、自分の事なのでその裏に何があるかは読める。


これ書き始めてもう13年目に入っている。
あとどれだけ続けられるんだろう?





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