もんく [とある南端港街の住人になった人]

雨でもだいたい安心台湾の街

日本は梅雨に入ったそうだね。
台南でも毎日雨が降っている。
毎日空はぐずっているけれど、日本のようにシトシト降るのではなくて、ときどきザーっと1時間かもうちょっと降っては止んでいる。同じ前線の雨なのにずいぶんと違うものだ。台湾は亜熱帯だからか。


もともと台湾は何故か天気のすっきりしない日が多い国だ。街から山がすっきり見える日なんて数えるほどしか無い。
だからと言うわけじゃ無いが、台湾の街を歩いていて雨が降ってもあまり心配無いようになっている。
歩道に屋根が付いているからだ。

アーケードのようなかっこいいものじゃない。通りに面した家が全部「ショップハウス」になっているのだ。

ショップハウスは東南アジアならどこにでもある建築の形態なのだが、ここ台湾にも普通にある。一階部分が店舗になっていて、2階から上が住居。「鶏口なるとも牛後となるなかれ」の言葉がちゃんと意味を持つらしく、小さな商売でも自分で経営してやっていく事を重んじる家の建て方かも知れない。

まあ、そのおかげで台湾の街は雨でもだいたい安心と言うわけだ。

しかしこれには重大な欠点もある。
歩道が私有地だから好き勝手に整備されていて、各々材質どころか高さがバラバラなのだ。歩くと5m毎に段差があって慣れないと歩きにくい事この上ない。ウィンドウショッピングに熱中でもしようものなら捻挫しかねないだろう。

良いことばかりじゃ無いってことらしいね。

コメント一覧

rohi/rohi
何年か前、タイだったかマレーシアだったか雨の日の店先の段差で、思いっきり転んだことを思い出しました。



それがまた、この家の前はタイルが貼ってあったから、よく滑りましたよ。

予期せぬ段差は想いの外、膝ががっくんとくるんですよね。あの時は、恥ずかしいと思うより、何が何だか分からず、ただボーと。

その後、店の人が出てきて「危ないな」的に私が睨んだら、「うちの店先で転ぶな、タイルが傷つく」みたいな感じで、睨みかいされた。



「大丈夫かい?」の一言がほしかった。



折りたたみ傘を出して、またたたんでしまう事をめんどくさがって為に大変な思いをした。



日本だったら、あの段差考えられないよな。

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「台湾-非観光的」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事