今頃になって2009年を振り返ると...

今頃になって改めて2009年を振り返る。
そんなの2009年の年末にやっておけ。

ただ、どうしてこんな事を書いておくかと言うと、自分でもすごいと思うほど変化が激しかったからだ。本当に。

2009年の1月にはまだ大学の卒研で建築模型とパネルを作っていた。そして愛知県の岡崎まで早朝の新幹線に乗って大きな模型を運ぶ。

その後も仙台の卒研展に向けてパネルを試行錯誤の上、変更。
それを仙台に発送。
仙台に行って卒研展を見る。
JIA東海にも出してみた。

2月、映画を見た日に顔面麻痺になって1週間だったか10日間だったか入院。入院してもすぐに直らないので退院していたが、3月には再び岡崎に行って卒業式に参加。

3月末の東京サテライトでの卒業記念パーティーにも参加。それから横浜のJACに登録。海外で仕事をさがそうかと思った。何の確信もないままに。

4月には持ち歩き用に使ったパソコンをいただき、マレーシアで英語の勉強をしようとKLの学校に申し込んだ。

5月末の英語コースの開講に合わせてKLに入る。KLに入ったとたんにホテルと食事を知らない人におごってもらう。

思ってもみなかった場所にホテルを見つけて入って1週間後にさらに開店したてのホテルを探して結局そこに3ヶ月間いることになった。マレーシアとインドネシアの仕事斡旋会社3つに登録して、インドネシアからの仕事を待つ。

6月は結局何も良い情報なし。結局インドネシアからの仕事情報は無く、その他ネットなどで検索して申し込んだ会社はたくさんあったが全部ダメ。

7月になってマレーシアでの面接が1つ入るがダメになる。その後月末にもう1社候補が出る。これが現在の仕事場になった会社。

その会社で8月月初に面接がありそれが2次面接まで行ってなぜかOKをもらう。英語での面接で日系なのに日本人には誰も会わないままで面接終了。それから契約書を交わすまで2週間半。さらに1週間後にメディカルチェックを受けて提出物がなくなったのでビザを待つ間に引越し準備で帰国。

9月はけっこうのんびり。

10月末にビザが出たとの情報で再びKLに入る。すぐに家を契約して仕事場に入る。

11月、12月は最近だからあまり変わらないが、仕事ではいろいろ。

何ていろいろあった2009年だったのだろうと改めて思い返す。
インドネシアが第一候補でマレーシアは英語力が必要だから無いだろうと思っていたし、マレーシアに入ってからも先が全然見えなかったところから考えるとどうして今こうなっているんだろうと不思議に思う。

人生の時間はほとんど偶然と言うもので構成されていて、人はそこに流れている木の葉のようだ。先は見えないし何かしようと画策してもほとんど思い通りになんかならない。だからと言って悪いことばかりじゃないらしい。楽しめることが多い。

良くなるか悪くなるかはわからないにしても、人生を切り開くのは努力とか才能とか準備とか資格とか勉強とか一般に言われているそう言ったいろいろの事じゃなくてその偶然の川に身をゆだねてみるかどうかじゃないだろうか。もちろん才能も努力もより良い方向へ導くことかと思うけれども、それよりまずしがみ付いている物から手を放して流れてみるのが必要なのじゃないだろうか。

もちろん自分に推進力がある人は自分で動けば良いとも思うけれども、だいたいの人はそうではないだろう。そう言えばドンもそんな事を言っていたようだ。(ブックマーク参照)