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もんく [マレーシアで働いて13年→2022猫を連れて日本]

イザコザあり

前にもこのブログで話題にした事があったかと思いが、数ヶ月前に自分のところに入って来た新人がいる。

この男、面倒が無くて良い。何がって、こう言う仕事をお願いするから自分でやり方考えて何でもやってみてと言っておいたら本当にそうした。わからない事があったら自分で誰かに聞きに言って、問題があれば自分で交渉でも何でもしてルールは決めてくれ、それでここ2ヶ月ほど勝手にやっている。

さすが自営やってるだけあり。たまに人手が欲しいから1人貸してくれと言う程度。報告もだいたいできる。マレーシアにあってマレーシアらしくない仕事ぶり。しかもマレー人なのだ。

幼稚園の子供集団のような工場にあってかなり異質だ。


その男、今回ちょっと問題を起こした。

問題と言っても自分から見れば大した問題じゃない。が、会社的に見れば大問題。仕事の最中にその仕事の事でちょっと感情的になってイザコザだ。会社的にはこんな事初めてだとか。

相手方は詳細に上司に報告してこうこうこう言われただの何のと言ったらしい。こっちは一応聞いてはいるが、その部分に関してはどうせ言った言わない論になるわけだし、それで争って時間を使うのも意味がないので概要しか聞いていない。簡単に言うと、その詳細部分には興味が無い。どうせその詳細部分で対立はするのだ。


そう言うわけで、この場合、確かに感情的になって問題を起こすと言う点では悪い。どっちがどれだけ悪いと言うのはこの際問題じゃ無くて悪いは悪いのだ。これは謝るでも何でもして負けるべし。それで全く構わない。ごめんなさい、だ。


そしてこれからどうするか、それが問題の本質なのだ。どうせ謝ってもシコリは残るだろう。それはもう放っておく。それでもやらなきゃならないのが仕事だし、その後に待っている本当の勝ちを取りに行けば良いのだ。だって、このイザコザの原因は仕事だ。誰にも文句言われないような状態を作り出せばイザコザなど起こさなくても済むはずだし、もっと思い通りに何でもやれるようになるだろう。

それで、最終的にどうにかしんきゃいけないのは、仕事を上手くできるようにするのもそうだけれど、半ば文化のようになってしまっている問題を問題として見ないで放っておく習慣をどうにかする事なのかな、と思う。

今回のイザコザのような事が全く起こらないのは仕事しているように見えて本当のところ何もしていない証拠なのだ。
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