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もんく [とある南端港街の住人になった人]

さよならカングー

先日、カングーを売ろうとスラヤンの中古車に行って何軒か聞いてみたところ、RM4000から5000ほどだった。それでも調べて不具合があったらもうちょっと安くなるような感じで、高くは売れないらしいことがわかった。

そのちょっと前に近くのプロデュア販売店でRM7000で下取りと言われていたので、まあ7000は無いにしろそっちでお願いできればなと思って、車買わないけど売れるか聞いてみた。そうしたらOKと言うので今日売ってみることにした。

結果はRM5000。午後6時にプロデュア販売店でバイヤーと待ち合わせ。ちょっと遅れて来た彼らはもう小切手に額面を印字して持ってきた。パソコンを開くとマレーシア政府のやってる登録機関に接続されて指紋を押して住所やパスポート番号、それとバイヤーの情報なども入力してボタンをクリック、少し待つと承認されましたと出たところで売買手続きは終了。何気にマレーシア、こう言うところは進んでいるらしい。

あとやる事は、ちょっと前に契約していた保険をキャンセルして返金。それからNCDと言う事故してない割引の証明書をもらっておく事。これは次に買う車の保険に適用してもらうため。

それで、車が無くなって次にどうするかなんだけど、プロデュアのAXIAと言う日本で売ってないちっちゃな車を新車で買おうと思う。スタンダードのオートマチック車がRM33,000位、つまり100万円ほどで買える。車格は日本で売ってるパッソと似たようなもので1000cc。5年保証が付いていて、定期点検とオイル交換などは追金無しでやってくれる。心配なのは最低地上高が低そうな事。何たって道路冠水するんだから。

それはそれとして、何でこうなったかと言うと、理由はこれ。

カングーは走ると良いんだけど、修理にお金がかかり過ぎた。この表に書いてあるのは領収書があるものだけだから、オートバックスへ行くためのガソリン代や高速代その他諸々を入れるともっとかかっている。もっと程度の良いのを買っておけばずいぶんと話は違ったはずだけれど、マレーシア人は壊れそうになってやっと車を売るらしいし、平均速度が速いからどうしても走行距離も多いしガタもきている。ガタがくると中国製のいい加減んな部品で直してしまうから状態の悪さに拍車をかける。そのあたりが日本の事情とは大きく違うところ。

実はカングーを買った時に妻がこれは止めておけと言っていたがそれを聞かずに買ってしまった。他の車体を買えば違ったのか似たようなものだったかわからないが、それを起点として今までずいぶんと喧しく言われているので、それを含めて厄介払いみたいな事になってしまった。

と言うわけで、残念だけれど、さよならカングー。
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