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もんく [とある南端港街の住人になった人]

毎日バトル、楽しいバトル

ここ最近、メッセンジャー上で毎日バトルが繰り広げられている。

何かって言うと、夜勤と日勤のバトルだ。夜勤が記入すべき書類に記入していないとか、間違っているとか、帰る前に掃除ちゃんとしていないとかそんな事。たいした事でもないのだけれど、彼らにとっては大変なのだ。

面白いのでメッセンジャー見ていて”もっとやれ”と言う。

たまには、と言うよりここ毎日だけれど、こうして戦うのは良いことだと思う。そう言う事が気になるのはまあ、ちゃんと仕事している証拠でもあるし、何より問題点がだれの目にも明らかになるってのは良い事なのだ。


よく、喧嘩なんかしないでみんな仲良くといさめる人がいる。みんなで協力し合ってとか。それは理想としてはそうかもしれない。問題があっても話し合って解決して、と。でも、人間にいつでもそんな事期待するのは無理かと思う。人間てのはどうしても自分が正しいと思いたいし、逆に相手が間違っていると言いたい生き物らしいから。人間の歴史から見てもどの時代もどの地方もほとんど血塗られた歴委しか無いのだ。

戦争や人殺しなんてしない方が良いし、平和が一番だし、話し合って決めるとか、みんな協力してとか、無理なほど人間は狂暴な動物だと思う方が近いんじゃないかな。その前に、戦う以前に、個人の立場によって何らかの違いが出てくるのは実際ある事。違い、それはもう何とかして相手とどうにかしないと収まらない何らかの問題点になるわけで、そんなのはいくらでもあるし、新たに出来てくる。

むしろ、いろいろ違っている方が人間としては健全だろうし、その小さな違いをどうにかしようとする事がこれまで人間を繁栄させてきた原動力の1つなのだろう。ぼんやり争いも違いも無くてみな同じだったら何かあったら全員いっぺんに滅びていただろう。


なので、ま、怪我したり死んだりしないなら戦うしかないのかもしれないのだ。


そこで自分の仕事は、単に喧嘩の傷口を広げる事じゃなくて、どうしてそうなるのかを探る事だし、探らせる事、そして明らかになった問題点を両者の共通の敵だと認識させる事だ。
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