映画「Brotherhood」 (ブラザーフッド)

韓国は映画作りに本気のようだ。
この映画における人の生死のリアリティは他の映画まして日本映画には全く無いものだ。戦争の風景、人が死ぬ風景が本当の戦争の本当の時間の流れを感じさせるように画面の隅々まで同時進行でどこにも映画らしい誇張なく、それだけに本当に悲惨な映り方をしている。

強い愛は憎しみの動機たり得るか。
儒教の国の人々はこの映画をどう感じていただろうか。韓国人の兄弟や家族に対する思いの一端をこの映画を通じて垣間見たと言って良いかどうかわからないが、そんな感じがする大変力強い作品だ。

(結果:見た方が良い。)