吉田兄弟を見にKLへ

11時頃のバスでKLへ出た。

KLセントラルで降りるとモノレール駅の出札がたいへんな事になっていた。道路にはみ出す位の長い行列が2列。今までそんな行列を見たことがなかったのでこれは何時乗れるかわからないな、と覚悟を決めて列に並ぶ。

覚悟を決めて並んでいたが思いの外列が短くなるのが早い。出札係は目的地を聞くとさっと切符を出して次の瞬間におつりを出した。お札と玉を複雑に組み合わせて出した。ちょうど電話がかかってきたので携帯電話で話しながらそれをやった。日本の自動券売機よりずっと素早い。びっくりだ。

インビでモノレールを降りてローヤット・プラザの北口にある中華食堂で食事。ここは繁盛しているだけあってなかなかだ。そして安い。

ローヤットの隣のスンガイワン・プラザにあるGiantスーパーマーケットに入ってミカンを見たが、安いけれどどうも納得できる良いミカンが無かった。箱だけは赤くて正月用デコレーションが立派なのだが。スンガイワンのロビーでも新年のお祝い品コーナーが出来ていたがそこでも良さそうなものが見つからず。結局サンプルナ・ホテルへの新年のお祝いはまたの機会にすることにした。タイパンの中華お菓子屋さんあたりで買って持っていくべきだったかな、と反省。

パビリオン・ショッピングモールはすっかり新年の装い。この前までクリスマス装飾が置かれていた広い正面玄関には直径2.5mほどの真ん丸くて丸いウサギのオブジェが人々を出迎えていて、中のロビーでは曲芸のような獅子舞が披露されいてる。ガシャガシャした中国の楽器の音が天井まで響く。例によって素早く立ち去るに限る。

KLプラザ(今は名前が違うんだっけ)裏の露天で揚げたてのクルプックを1リンギット分だけ買ってそろそろLot10行く。熱々の油に手を入れて揚げ物をしているあの人から買った。彼の手はまだ無事だった。次回来た時に指の揚げ物が出ていないことを祈る。

Lot10の最上階で吉田兄弟を見る。さすがに日本人比率がかなり高かった。せっかく国際交流基金が海外に日本を紹介しようとイベントを開いてもあまりマレーシアの人にアピールしない企画だったのだろうか。自分も日本人比率に貢献した方だけれども。そうそう、吉田兄弟はそれでも英語で自己紹介をしていた。えらい。

帰りはさっさとモノレールとバスで来た道を帰った。


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