もんく [とある南端港街の住人になった人]

ラッキーと不安は同時に

今朝、受け入れ検査の担当の女性が事務所に来た。

朝から来るなんて珍しい。しかも笑顔。何かと思ったら納品された部品の品質がびっくりするほど良くなったと言う。でもなぜ自分のところに来てそれを報告してくれたのかな?、と思った。

聞くところによると先週その海外の関連会社の人が来た時に自分が渡したある物を使って生産してみたら劇的に結果が良くなったのだと言う。そして実際に製品が届いてみて本当に良かったのだそうで、わざわざそれを言いに来てくれたのだった。ただ、別にそれはお手柄でも何でもなくて本当に偶然。渡したときに顕微鏡でチェックしてみた。そしてダメかも知れないけれどダメなオプションが一つ消せるならそれでも良いかもしれないと思った物だった。

そう言うラッキーを彼らはつかめたに過ぎない。けれどもそれは重要な事。考えても分からない事は本当にたくさんあるもので、別に科学の最先端の誰にも分からない事でなくても、人間の身近に山ほどある。結局はやってみる手間を惜しむか惜しまないかなのじゃないかと思っている。それは日本人でもマレーシア人でもどこの国の人でも同じ。おめでとう!


と、言っておいて、ちょっと不安も発生。

その成功の原因が本当にその物を使った事によるのか、そしてそれが良い方向に左右した本当の理由は何か、さらにそれを今後も続けられるのかと言うこと。だいたい良くなるとその方法論だけを簡単に信じて、いや盲目的に信じてそれ以降の進展に結びつかないのが心配だ。それと今後もそれが管理できるかどうかと言う事も。

そちらの方はラッキーじゃとてもできないのだし、どちらかと言うとそれが本来の仕事なのだ。

次のステップに期待しよう。楽しみ。

コメント一覧

orang-u
続報
続報を書くのはけっこう難しいですね。具体的なことは書けないし。

ラッキーに首輪をつけて飼いならしておくのはとても大変ですね。ラッキーでバンザーイしちゃうともう終わり。インドネシアもそうでは?
Jakarta-y
ラッキーと不安は同時に
楽しみですね。
続報おまちしてます。
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