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もんく [とある南端港街の住人になった人]

マレーシア人って被害妄想がすごいんだ

マレーシア人って被害妄想に陥り易い。こりゃもうホント、すごい。

いやなに、元々他人に何か言われるのを警戒して生きてるわけだから、いざ、そのシチュエーションになりそうだなと感じるともうそれ以外何も考えられなくなってしまう。にも関わらず、他人を批判するのはけっこう平気と来ているからかなり始末が悪い。

昨日、自分のところの外国人作業員がフォークリフトで大きな箱入りの荷物の山を崩してしまった。ちょうど帰り時刻だったので後始末も出来ず、報告もままならずとなった。怪我が無かったのでまあ、バス乗り遅れると大変なのでその場は終わり。

それで、自分の車で帰れるマレーシア人のある者はWhatsAppのグループに写真を乗せてあっちのグループの作業員がやった、やったと囃し立てるように書いていた。だからって何調べるでも無く、ただあいつがと言いたいだけなのだ。鬼の首取ったようにみたいな。いかにもマレーシア的行動ってこんな事だ。

それは放っておくにして、現場管理人に報告書を書かせてメールで配信させた。こう言うのは初動が大事。中身は後で改訂すれば良いので次、もうちょっとマシなの送りますよ、で十分。さらに半日経つ前に事故を起こした本人を呼んで事情聴取し報告書のネタ集め。これで管理人も報告書を完成できる。

報告書にはどうしても周囲の状況やその仕事をするに至った経緯などを書かないといけない。と言う事は、どうしても他の部署の人間とのやりとりを書く事になる。

と、これがつまらない事で、例の被害妄想を産む。こっちとしてはそんなのどうでも良いのだけど、マレーシア人相手だとどうしてもそうなるのが多いのだ。

例えば、このフォークリフト事故の原因の1つは、部屋が暗かった事だけれど、先週に水銀灯のスターターの故障があってそのあたりのライトが点灯していなかった件。普通これ、書かないわけにいかない。ある意味直接の原因の一部でもあるから。

ここ読むとメンテチームのエンジニアは怒り出す。オマエがちゃんと修理してないせいだろう!と言われているように感じるらしい。(どうにかしてくれ)

また、そんな遅い時刻にこんな作業をしないといけなかった理由のところ。昼に大目に倉庫に注文して多過ぎるから戻す事になり、じゃ、後の半分は午後に持ってくるよと約束していたのをお互いに帰り時刻近くまで忘れていた。そして帰り間際に慌てて夜勤の分が無いから自分たちで持ってこようとなった、のところを読むと、今度は倉庫から文句が出る。

自分たちが持っていくのを忘れたからって言ってるんじゃないか、と。(ホント、どうにかしてくれ)

こう言うつまらない事、面倒臭くて嫌だ。報告書書いた管理人も同じマレーシア人だけど辟易。疲れるミーティングになった。管理人曰く、こっちがもし報告書出さなかったら他に誰も何も持って来ない、調べてすら来ないくせに被害妄想で目くじら立てて何なんだ!、と。

まあまあ、そんなものさとなだめる。だいたい何かあって報告書配信する部署なんてうち以外どこにも無いわけ。写真撮ったり、取っておいたり、報告書何回も改訂したりってどこもしない。でもね、他人はどうあれ、こっちは構わず正しい事ちゃんとやって行こう。ま、被害妄想とつまらないミーティングは仕方ないけど付いて来ちゃうんだよ。
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