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もんく [とある南端港街の住人になった人]

ディズニーは日本の住宅産業に進出すべき

家の壁の塗り替えをする事が決まったので近所に告知している。とは言え、まだ日付未定ではあるが。皆さん快く大丈夫と言ってくれていて助かる。高齢化が進んでいる昨今、大きな問題になるのは路地を通るデイサービスの車や歩行が困難になりつつある方たちだ。ここも短い路地だが数台のデイサービスカーが来る事もあり、ちょっと心配ではある。


それにしても、塗装にはお金がかかる。日本の家は本当におかしな事に、見た目で想像できる材質と実際の材質が全く違う。タイル張り、レンガ積み、板張り、コンクリート造りに見えて、中身は木造在来工法が多い。チーズに見えるそうでない食材、ハムっぽいけどハムじゃない物、イクラっぽい全く違う物、チョコレートっぽい違うお菓子といろいろあるが、それと同じ発想だろうか。

そして見た目材質では絶対に発生しないメンテナンスが必要になっている。しかも、それが日本中どこでも行われている。イタリアの美しい街並みの写真を見るとあれは見た目の材質と実際は違っていない。イタリア以外もそうだ。今時の日本の家は「なんとか風」であってそのものでは全くない。しかも、純日本家屋に見えても日本風であったりする。そういう事に誰何も感じないのか?

つまり、日本の家はディズニーランドの、木に見える遊具、お城に見えるあれ、海に見えるただの水たまりと同じだ。ディズニーが日本で住宅産業に進出したらウケるだろう。

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