面白いものを見つけた。
Twitterでこれをシェアしている人がいて、農水省が進学や娯楽を諦めれば田舎でも生きていかれる的な事を主張しているように思わせる記事だった。
最初に言っておくと、この記事には元記事があり、さらにその元記事がある。つまりTwitterでシェアされた時点で4段目のシェアだった。
もうわかると思うけれども、この記事のタイトルはおかしい。農水省はそんな事言っていない。そしてその元記事は諦めろでなくて、通信制の大学なら行けるし普及させるべきと言っている。さらにその元記事はそれとも趣旨が完全に違っていて、国の補助を受けて田舎に行った人にその効果を聞いたというもの。農水省は田舎に安賃金で暮らしても大丈夫というのでなくて、補助金の効果を確認しているだけ。
つまり意図的に伝言ゲームを歪めている人と、ミスリードしている人がいるところに最終段階で怒る人が山ほど出てきているという構図。笑うしかない。
人間て、誰かが池に石ころを投げ入れるとその波にパッと脊髄反射してしまう生き物だ。猫の前に紐を投げると爪立ててじゃれるのと変わらない。