OrganFreak

ハモンドオルガンに魅せられたオッサンのブログ

4月22日名古屋.想念寺のハモンドコンサート

2006年04月24日 | ライブ報告
名古屋市の熱田神宮の近くにある想念寺で、名古屋のオルガンフアンである小澤氏主催のデユアル.ハモンドオルガン.ポピュラーコンサートに行って来ました。デユアルハモンドオルガンと銘打つだけに演奏するハモンドオルガンは名器B-3と最高機種X-66のトーンホイールハモンドの2台のアナログオルガンがお寺の本堂に鎮座してのコンサートでした。

160人近い予約が入っているため本堂と控え室の襖をはずし、境内からも見えるように扉も外し二方向から聴くようにしました。コンサートは1部が田代ユリ2部が小澤さんとその仲間の演奏、そして3部が再び田代ユリが演奏するという3部構成になっています。

オ-プニングはお寺ならではで住職がお経を唱えてからで、それが終わり午後6時黄金の仏様の前で演奏が始まりました、30年ぶりにX-66を弾く田代はその音色を確かめつつ特徴あるシアターボイスを駆使しハモンドポップスをギター、ドラムとあるいはソロで華麗に演奏していたのですが、オルガン2台、スピーカ-3台にハロゲンランプを4台設営していたので電気容量がオーバーし、2度ほどブレーカーが落ちオルガンが鳴らなくなるハプニングがありましたが、さすがはハモンドオルガンの女王あわてずさわがず電源の復帰をまち、何事もなかったように演奏をする姿はかっこよかったです、又ドラムのジェ-ムス.リ-バイが木魚を叩くパフォ-マンスもありました。

2部は小澤さんの仲間が弾き語りを、小澤さんはハモンドオルガンの魅力にとりつかれたスリーサンズの名曲を講師の鈴木さんとダブルオルガンで演奏したのですが、拍手喝采でもう1曲演奏し万雷の拍手を浴びていました。

小澤さんの講師鈴木さんもB-3で演奏しその後、名古屋のジャズオルガニスト成瀬順一がお寺の本堂という神聖な場所で小澤さんの大切にしているB-3に、おかまいなしに頭突きグリスや足グリス入りのファンキーな成瀬ワールドを展開しましたので、天罰が下ると思ったのですが、逆に大受けでもう1曲演奏しました。

最後は松本市から駆けつけてくれたシアターオルガンのオーソリテイ金銅さんがX-66をの本領であるシアターサウンドを引き出し2部を締めくくってくれました。3部は再び田代ユリが登場しX-66とB-3の特徴を活かした演奏でDUAL HAMMOND ORGAN POPULER CONCERTは終了しました。

古き良き時代によく行われていたアメリカのハモンドオルガンを使ってのホームコンサートはこんな雰囲気の手作りのコンサートだったのでは思いました。お寺という場所でのコンサートもなかなか雰囲気があり格別なコンサートでした。

次回の小澤氏主催のハモンドコンサートは9月23日(祝)に予定しております、今回は大入りになり予約を断った経緯があったのでもう少し大きな場所でする予定です、今回来れなかった方は9月23日にお越し下さい。それにしても何から何迄このコンサートに精力を傾けコンサートを成功に導いてくれた小澤さんには感謝しております。このコンサートの写真はライブレポートに載せているのでご覧下さい。