OrganFreak

ハモンドオルガンに魅せられたオッサンのブログ

オルガンバトル

2006年09月02日 | つぶやき
♪オルガンバトルはジャズオルガンの創成期から行われていた演奏スタイルである。大概は1台のハモンドオルガンを数人のオルガニストが交互に演奏するスタイルであった。勿論2台以上のオルガンを使用することもあった。

テクニックを見せびらかしたり他のオルガニストを打ち負かせたりするのではなく、お互いの技術向上の為技を交換したりテクニックを交換しそしてオルガニスト間の友情と連帯をはぐくむ為に自然発生したスタイルである。

ジャズオルガンが演奏されだした1950年代はジャズの世界ではオルガンは認知されておらずそれ故見本も教える教室も、楽譜もなかったので全てオルガニストが自己流で創り上げた音楽であったので、仲間同士が同じ場所に集まりお互いに情報をだしあい演奏しだしたのがオルガンバトルの始まりである。

ジャズオルガンが認知された今日でもオルガンバトルはオルガンライブの花形として演奏されている。私もジミー.スミスとジョーイ.デフランセスコ、シャーリー.スコットとジャック.マクダフのオルガンバトルを見た事がある。

このオルガンバトル形式のライブを9月に2回開催します。
一つは9月25日(月)に京都のルクラブジャズhttp://web.kyoto-inet.or.jp/people/ktsin/で行われるEASTmeetsWESTorganLiveである名前の通り東西を代表するジャズオルガニスト2人のライブである、関東が河合代介、関西が小野みどりの出演です。この2人の組み合わせは今回が3回目で関西のオルガンフアンが待ちわびるオルガンライブです。

過去2回はB-3とXK-EVOLUTIONでしたが今回はB-3を2台使いますので過去2回よりより重厚なサウンドでよりブルージーでファンキーなオルガンバトルになるでしょう!お見逃しなきようお願いいたします。

そしてもう一つは日本最強のオルガニスト成瀬順一に怖い者知らずの関西の若手オルガニスト沼沢修一が挑む、帝塚山ラグタイムhttp://r.gnavi.co.jp/k666300/で9月29日(金)に行われる超ファンキーヘビー級オルガンバトルです。

日本のジャズオルガン界はもとより本場アメリカでも成瀬順一ほどファンキーなオルガニストはいてません。百聞は一見にしかず彼の十八番頭突き&足グリス、人間レスリーの荒技を見て下さい。

この成瀬に対抗すべく沼沢も荒技を開発中らしいので大変楽しみです。ファンキーオルガンが好きで怖い者を見たい方は9月29日に帝塚山ラグタイムにお越し下さい。