OrganFreak

ハモンドオルガンに魅せられたオッサンのブログ

BROTHER JACK McDUFF

2006年12月01日 | つぶやき
2001年1月にBROTHER JACK McDUFFが亡くなってから5年が経ち間もなく6年目を迎えます。
Jimmy Smithが亡くなって毎年のように追悼コンサ-トが開かれていますが、Jack McDuffの追悼ライブが開かれていないことに気がつきました。来年はソウルオルガンの王者ジャック・マクダフの追悼ライブを是非ひらきたいと思います。

全盛時代のマクダフが如何に人気があったか1963年?の当時マイルス他大物ジャズミュ-ジシャンが所属していたPrestigeレコ-ドの,売上げベスト10に彼のアルバムが2枚も入っていることでわかると思う。
ヒ-テイング.システムとよばれた彼のカルテット(Jack Mcduff(org)Red Holloway(ts)George Benson(g)Joe Dukes(ds)はチトリンサ-キットのクラブの最大の人気スタ-であった。その人気振りはウエス.モンゴメリ-の伝記にも載っています。

当時ウエスも高校時代の同級生メル.ラインとオルガントリオを組んでいましたが、ジミ-.スミスやジャック.マクダフのバンドに較べもう一つ人気がなく、彼らはライブ会場に着くと待ちかまえていたフアンが挙ってオルガンを運んでいたのに、我々は手伝ってくれるフアンがいなくて自分達で重いオルガンを運び続けたので、それが嫌になってオルガントリオを辞めたと書いてありました。

又メンフィスでヒ-テイング.システムの演奏を聴いたブッカ-・Tジョ-ンズも熱い演奏が延々と続くマクダフのプレイを、何とカッコウのいい音楽だと感心したそうです。

私は彼の晩年ちょうど亡くなる1年前の2000年と、その数年前に2度計3度演奏を聴きましたが、コ-ネル.デユプリ-のソウルサバイバ-で来日した大阪ブル-ノ-トで、ドラムのクリス.パ-カ-とデユオで演奏したサマ-タイムの名演奏にしびれ、ソウルジャズのヒ-ロ-、コテコテオルガンの第一人者と言われる演奏を垣間見ることが出来感激しました。

日本のジャズオルガニストの諸君,今一度マクダフのソウルオルガンに挑戦しましょう!!!
※写真はピッツバ-グの名オルガニストGene LudwigとJack