8月12日、13日の2日間にわたって、大阪新阪急ホテルで
開催されました「阪急電鉄納涼囲碁まつり」の二日目、13日の模様をお送りいたします。
舞台イベントでは、「熱き男たちの戦い 1手20秒 超早碁!!納涼トーナメント戦」が行われました。
午前中に予選第1局・第2局を打ち、決勝進出者が決まります。
解説は、山田規三生九段
聞き手は、押田華奈アマ六段でした。
結果は、黒番 一力遼グロービス杯の 283手 中押し勝ち となりました。
引き続き、井山裕太六冠 vs 村川大介七段 の予選第2局が行われました。
解説は、石田篤司九段
聞き手は、押田華奈さんです。
結果は、白番 村川大介七段の 166手 中押し勝ち となりました。
13日も、 舞台イベント以外にも指導碁やアマチュアの大会が行われました。
プロ棋士による3面打ちの指導碁
また、級位者を対象とした4面打ちの指導碁も行われました。
十面打ちの指導碁も
アマチュアの大会は、女性の方限定で、
『松竹梅女王杯争奪女流アマ囲碁トーナメント戦』
が行われました。
表彰式では、井山六冠から賞品が手渡され「対局より緊張しました・・」との声も。
優勝された皆様、おめでとうございます!
舞台イベントでは、
トークタイム「日本囲碁界の展望。目指せ世界一!」
と題して、
囲碁ナショナルチームGO・碁・ジャパンの監督山城宏九段、
そして、井山裕太六冠、村川大介七段、一力遼グロービス杯の3選手に
いろいろなお話をしていただきました。
司会は稲葉禄子さんです。
「現在の世界トップ5は誰?」という質問
日本の棋士が村川七段が挙げた井山六冠だけというのが残念ですね(TдT)
でも、ここに日本の棋士の名前が多く挙げられるように棋力強化のため設立されたのがGO・碁・ジャパンです。
これからみなさんで応援していきましょう!
また、熱く目標を語っていただきました。
目標達成できるように応援していきたいですね!
そして、井山六冠のサイン書籍・扇子をご購入された方に井山六冠から手渡ししていただきました。
みなさま嬉しそうでよかったです!
引き続き、
日本棋院創立90周年特別企画「プロプロ7子局で90目勝てるか?」
ということで、プロ棋士がプロ棋士相手に7子の置き碁を打ってもらい、
90目以上勝てるかどうかを目指すという対局が行われました。
対局は、仲邑信也九段 vs 坂井秀至八段 です。
黒番 7子置くのは 坂井八段になりました。
解説は、石井邦生九段
聞き手は押田華奈さんです。
対局の結果は・・・
白番 仲邑信也九段の 234手 2目勝ち となりました。(盤面88目差)
そして、最後のイベントは、
「1手20秒 超早碁!!納涼トーナメント決勝」
決勝に勝ち進んだのは、
村川大介七段 と 一力遼グロービス杯
です。
一力遼グロービス杯の黒番となりました。
解説は、山城宏九段
そして一回戦で敗退した井山六冠と坂井八段です。
井山六冠の解説は、なかなか貴重かもしれませんね。
結果は、黒番 一力遼グロービス杯の 137手 中押し勝ち となりました。
対局を振り返る一力七段
一力遼七段おめでとうございました!
これで、2014年阪急電鉄納涼囲碁まつりの全てのイベントが終了致しました。
お楽しみいただけましたでしょうか。
また今年からは東京でも第一ホテル東京(新橋)において阪急納涼囲碁まつりIN東京が開催されました。
2日間、たくさんの方にお越しいただき、本当にありがとうございました。