「痴漢に注意」という看板
世の中には、いろいろな看板や表示類が氾濫している。それはそれで構わない。別に文句を言おうというわけではない。
しかしよく考えると、「訳がわからない看板」がある。冒頭に掲げた「痴漢に注意」という看板もそのひとつだ。
冒頭の看板はオレンジ色の楕円内に設置
この場所は夜になると、男でも気味が悪い。そんな場所へ偶々通りかかった女性が、「痴漢に注意」という看板を見たときには、すでに目の前に痴漢が現れていたというのでは、笑い話にもならない。
同じようなのに、「落石注意」「熊出没注意」というのがある。
「落石注意」という看板を見たときには、既に石に押しつぶされていたとか、熊の注意看板を見たときには、熊の餌食になっていた というのでは看板設置の意味が減少する。
こんな妙なことを考えるのは暇人の酔狂かもしれないが、もっと頭を使った設置法を考えるべきだと思う。