やっと辿り着いた “一番基本的なカレー”
下手の横好きで、何十年もカレー(ライス)を作ってきた。ようやくこれが基本だというものに出逢うことができた。それは、玉葱をベースにした簡素なものだった。身の回りに存在する平凡な素材を丁寧に丁寧に扱うこと・・それが基本中の基本だったのだ。今更ながら、自分の愚かさに気付かされた。
作り方は簡単!
★基本の材料:玉葱、にんじん、カボチャ(じゃが芋)、豚挽肉、カレールウ、約1リッターの水
これ以外の材料は、好みで入れて構わない。要するに玉葱は必ず使う。しかし、ここに挙げた材料は、それぞれ基本的な役割があるから、使用するのを奨めたい。
にんじんは、ないと寂しい。カボチャは、甘みとコクとトロミを出すため。じゃが芋を使わないのは、皮を剥くのが面倒だから。豚挽肉は、コクが出る。他にバター、ケチャップ、醤油、ウスターソース、リンゴや梨・・使い出したらキリが無い。筆者はこれらを使わないが、ガラムマサラは常時使用する。もちろん好みだから、使う必要は無い。
★作り方;みじんに刻んだ玉葱をフライパンで焼く
1.炒めてはダメ。焼くのだ。家庭で焼きそば作った場合も、フライパンで炒めたのは不味い。鉄板を使うと、家庭でも旨い。炒めないで焼くからだ。これがコツ。
だからやたら掻き混ぜずに焦げる寸前まで待つ。焦げそうになる限界が来たら、予め用意しておいた水を、極少量づつ入れて、焦げを回避する。焦がしてしまったら、そこで調理中止! 無事に、調理終了した場合、1Lの水が通常2/3以上減っている。 時間は約30分前後かかる。
調理開始10分後
傍に1Lの水が用意してある。
調理開始15分後
調理開始25分後
調理開始30分後 終了!
★調理法:鍋でひたすら煮込む。
個人的は、シャトルシェフ(鍋) を使う。それで半日~一日中煮込む。シャトルシェフには、一回当たり8時間以上入れ置かないように、メーカーの注意がある。腐敗する危険性があるからだ。
そしてシャトルシェフから出して、一晩外気で(我が家はベランダ)で寝かしてから、小分けして冷凍保存する。 食べる都度、この基本的なカレーをベースにして、好みの味付けや具材を入れて、楽しむのも良い! 旨いよおぉぉ・・
blog 『名無しの権兵衛』