
‘酔っ払った’古今亭志ん朝の高座:『そば清』 in 国立演芸場 

(動画) 
志ん朝
という師匠は、真面目な人。上にバカがつくらいだ。自宅で、兄弟弟子などが麻雀やっていても、独り二階で落語の稽古をするくらいのチョー真面目人間。
この志ん朝師匠が、兄貴である金原亭馬生の七回忌の法事の酒に強かに酩酊。その挙げ句の高座。それも文科省直営(?)の国立演芸場。芸人も国立へ出るときは緊張するのが普通。それだけに珍しい。




志ん朝

この志ん朝師匠が、兄貴である金原亭馬生の七回忌の法事の酒に強かに酩酊。その挙げ句の高座。それも文科省直営(?)の国立演芸場。芸人も国立へ出るときは緊張するのが普通。それだけに珍しい。
◆蛇足
... 親爺の古今亭志ん生師も、グデングデンに酔っ払って、高座へ出てきたことがあった。若き日の小生が客席にいた。
前座に抱きかかえられて出てきた志ん生は、そのまま高座で寝てしまった。慌てた前座が、高座の袖から飛び出して来て、起こそうとした。
途端に客席から、声が飛んだ。「いいよ!いいよ! 寝かせといてやれよ!」。
昔の客は、「いき」だった・・。。。
志ん朝 『そば清』
http://www.youtube.com/watch?v=ECUDxO-gp3c&sns=fb



1988年(昭和63年)頃の高座 (拾いもの) 




