外国の警察
日本の警察と外国の警察は、被疑者の扱いにかなり違いがあるようだ。
それは被疑者が警察に逮捕されたときの新聞やテレビの写真の扱いについて、とくに顕著に表れる。これは、ジャーナリズムの扱いというよりも、警察(国)の方針によるのだろう。畢竟、国民性の問題だろう。
日本では、逮捕連行される被疑者は、必ず毛布を被っている(被せられている)。
しかし韓国の新聞やテレビを見ると、ご存知の方も多いだろうが、顔を上げさせられている。衆人の視線を浴びることになる。さらに取調室での写真も公開される。被疑者は全員、後ろ手に縛られ、机に突っ伏している。日本では、ここまではしない。
さらにスゴイのは、台湾らしい。聞くところによると、取調室の机に突っ伏した顔を、警官が髪の毛を掴んで引っ張り上げ、顔を撮影させるそうだ(本当かどうか未確認です)。
カンボジア学校人質事件では、捕まった犯人たちは警察によって地面を引きずられ、犯人数人が‘まるで’ゴミのように積み上げられていた。
“所変われば品変わる”というか、“国が変われば……”である。
(06.08.09 補修のため再掲)