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山賊鍋 ―― ドラマ「北の国から」
男鹿の味覚を満喫 12日まで「ふるさとじまん市」
昔といっても……05年6月26日付け東京新聞に、富良野駅前の地元料理店『くまげら』の「山賊鍋」が紹介されていた。『くまげら』は、テレビの人気ドラマ・藏本聡の「北の国から」の舞台になった店だ。
・山賊鍋の出汁で雑炊・・・言葉がない。
味噌味に肉や野菜のうまみがしみこんでいるだし汁で雑炊。絶品中の絶品!
同紙によれば…
《山賊鍋は、鉄鍋にぐつぐつと煮えたぎるエゾシカ、カモ、ニワトリの肉、白菜や長ネギなどの野菜。みそで味付けしてある。シカは十勝連峰山ろくで撃たれた野生のもの。脇をシカの焼き肉、地元産タマネギの酒かす漬けが固める。
富良野「くまげら」山賊鍋2人前 3300円 鶏、鴨、鹿の肉が入った贅沢な味噌仕立ての鍋。
フーフーと冷ましながら口に放り込む。シカは堅くて臭みがある思っていたら、「山賊鍋」ではみじんも感じられず、柔らかく、甘みさえある。草食のせいだろうか。主役は、脂の乗ったカモに譲るが、さくっとしたニワトリとともに、みそ味にぴったり。鍋に放り込んだおじやも、ぺろっと平らげてしまった。
明治時代、開拓者たちが鍋を持って原野に入り、狩りをした。野生のエゾシカやカモを捕まえ、野菜とともに鍋にぶち込んで煮込んだ。その史実をもとにした創作料理》………だそうだ。
実際、私も昨年秋‘富良野’を旅した際に、『くまげら』で「山賊鍋」を食したが、実にウマイ。結構なものである。
この店で、「熊はないか」と尋ねたら、予約が必要だそうだ。予約ということは、わざわざ撃ちに行くのだろう。
熊は捕れたときシカ、口に入らないらしい。クマッタことだ。
06.11.13