言いたい放題

コメント大歓迎…チューチューマウスと仲間たち

忠臣蔵・吉良上野介はイジメっこ?

2006-12-13 09:21:35 | 眇め草紙

 

忠臣蔵・吉良上野介はイジメっこ?  
写真㊤:画像元 ↓
http://www.tv-asahi.co.jp/chushingura/


 今年も、忠臣蔵が話題になる暮れになった。そして、日本中がいまイジメの問題に悩んでいる。

 イジメといえば、高家の吉良上野介義央(よしなか)が元祖家元のように思われている。

                      
                 画像元  http://www.tv-asahi.co.jp/chushingura/

 しかし元禄時代に起きたこの事件には、謎の部分が多い。事件の真相が未だにハッキリしないのだ。したがって諸説があり定説がない。

 ところで、吉良上野介は、地元の愛知県吉良町では現在でも名君として非常に慕われている。

                   

 実際、多くの土木事業などを行ったり、民を助け可愛がった英邁な君主だったらしい。日本でただひとつ「忠臣蔵」の映画がヒットしない土地柄だそうだ。

     
             黄金堤。吉良義央の命で作られた

 それがなぜイジメの元祖家元? 

 それはご存知のように、赤穂藩藩主・浅野内匠頭をイジメて、その結果、お家は断絶・その身は切腹 という事態に追い込んだ元凶と見なされたからだ。

 一説によれば……
 内匠頭と赤穂藩家老・大石内蔵助は、赤穂塩の江戸進出を企て、時の権力者・柳沢吉保にアプローチした。当然莫大なワイロが動いた。
                                     
 その結果、天皇家・将軍家の歯磨き塩は吉良の「饗庭(あえば)塩」から「赤穂塩」に置き換えられた。「赤穂塩」のブランドイメージは大いに上がった

 この辺りの事情が、イジメの背景にあったのではないか……?

 今となっては、全て歴史の彼方に隠されて、よくわからないというのが実情だ。それにしても吉良さんは、この先もイジメの代償をズッと払わされ続けるのだろうか? 随分高い物についたなあ。


06.12.13

 面白ブログが盛りだくさん「BLOG! TOWON」



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。