調味醤油
「調味醤油」というのは、一般に流布している名称ではない。筆者が勝手に付けた名称であることを最初にお断りしておきたい。
これを常備しておくと、下手なダシ類を使うよりも料理の味が良くなること請け合いだ。しかも簡単に手軽にできるし、コストも安い。
作り方は至極簡単だ。
①:分量(自分が必要とする)の味醂を鍋に入れて火に掛ける。
②:㊦の写真のように少し泡立ってきたら、鍋の上に火のついたマッチを掲げる。すると、直ぐ点火する。火力が強いと炎が一気に燃え上がるので、気の弱い人はガスを弱火にして点火すると良い。
③:炎が治まったら(数分)、火を付けたまま、味醂と同量の醤油を鍋に入れる。入れたら直ぐ火を消す。
④:醤油の空きボトル(ペットボトル)に注入して冷ます。
⑤:ペットボトル全体が冷めたら、冷蔵庫に入れて保存する。
⑥:卓上用の小さな醤油刺しに小分けして入れ、別途冷蔵庫に保存しておくと、使い勝手がよい。
その際、昆布を切って、‘小分け’した醤油刺しに一緒に入れておくと、昆布ダシが出てさらにウマくなる。
調理の際に、昆布ダシは不要になる。半月くらい使った昆布は、新しい昆布と取り替える。
取り出した昆布は、プラスティックの袋かラップに包んで、冷凍庫に保存する。分量が貯まったら、佃煮や振りかけに転用できる。
無駄がない!
06.09.05