
手打ちそば〈蕎麦正〉 in高山2
★関・郡上八幡・白川・高山・古川の旅 4
写真㊤:「源流そば」
高山市は町村合併で、日本一デカイ市になった。同市荘川に、
〈蕎麦正〉はある。 → 蕎麦正のリンク
この男前(?)の親爺↓が、ウマイ蕎麦を食わせる主人だ。
「源流そば」は、¥1000。本ワサビが付いてくるが、むしろ圧巻は蕎麦と一緒に出てくる塩だ。塩を蕎麦に微量振りかけて、そのまま食べると、蕎麦の香りと味が口中に広がり、堪えられないくらい美味しい。
筆者の隣のテーブルに座った男性客二人。塩の使い方がわからないらしく、この主人に質問をしていた。
客:塩はどのように使うの?
主:蕎麦に少し振りかけて食べてください。 あっ!あ~ぁ! 漬け汁に塩を入れちゃ駄目ッ! 塩辛くなりすぎるよ。そうじゃなくて、蕎麦にかけるの……あっ、そ、そんなにいっぱいかけちゃ辛いヨッ! ちょっとぉ!塩をかけた蕎麦を漬け汁に浸けちゃダメッ! 塩辛くて喰えないよ。
見ていて、思わず笑ってしまった。間抜けな客もいるものだ。
もうひとつ。お笑いを…。
勘定を済ませようと帳場に行ったら、先客が濁酒(どぶろく)のビンを一本主人に出しながら…
客:これをください
主:これはまだ発酵中ですから、冷蔵庫に入れて云々…
客:これ¥500でショ
主:いえ、お客さん、よく見てくださいよ。一杯¥500と書いてある でショ
客:?…?…!!!
世の中にゃあ、そそっかしい人もいるものだねえ。
06.05.22